苦境を乗り越え転生するBlack Musicシーンが切り拓く、世界の音楽ビジネスの未来と道筋

Kirk:今回の楽曲「Let You Go」のプロモーションについても、Mikeから方向性などの指示はありますが、プロモーションをどうしていくかは、自分たちで考えています。アメリカでは、そうしたことも自分たちでできなくてはいけない。「本当に自分たちのセンスを信じているか」が強く求められるんです。



DANTZ:ヨーロッパのハウスシーンも一緒ですね。自分たちが何をやりたいのか、どういう風に考えているのかは自分で決めてこいというスタンスです。もちろんA&Rから「世の中ではこういうジャンルが流行っていて、こういうアーティストが旬だ」といった情報共有はあります。しかし、その上で自分が何をしたいのか、どういう音楽をやっていきたいのかということを強く求められますね。

Kirk:特にアメリカはインディビジュアリティが確立されていなければ、アーティストとして認められません。だから時にはA&Rと衝突してでも、「自分はこうだ」と言える人に投資が来るんですよね。世界では、アニメやカタカナなど日本の局所的なカルチャーは受けられています。しかし日本にはまだまだグローバルで通用するかっこいいものがたくさんあります。そうしたものがどんどん世界に進出するといいですよね。


Ray Kirk

ー最後に、新曲のリリースについて聞かせて下さい。

DANTZ:9月にアメリカのUniversal Music GroupのINgroovesからリリースされた「Let You Go」が12/24に日本でリリースが解禁されました。メロディアスな冬のラブソングに仕上がってるので、みなさんぜひ聴いて下さい。



<リリース情報>

DANTZ
デジタル・シングル『Let You Go feat. Ray Kirk, Cat Clark』

発売日:2020年12月24日(木)
配信リンク:https://dantz.lnk.to/letyougo

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