シドが語る、16年前からファンに伝え続けてきたこと

―(笑)。お話を伺っている中で、シドにとってファンの存在は、他のアーティストと比べても特別なのかなと思っていて。やっぱりシドにとって、ファンは特別な存在なんですか?

マオ:とても特別な存在だし、年々お互いを想う熱が強くなっている気がしています。特にコロナに入ってからは、さらに表面に出てきたと思うんですよね。会いたい気持ちも膨らんできているので、配信ライブでいかに埋めるかも課題です。ファンに向けてのメッセージを歌詞や曲に乗せて送り続けることってバンドを続けないとできないじゃないですか。伝え続けることを一つのテーマとして、シドの作詞、バンドの演奏、作曲をやっていけたら、ファンの皆も僕たちも一緒になってる幸せな姿が見えてきますしね。

Shinji:まさに今マオくんが言っていた通りです。ライブをやっていても、昔と比べてファンのリアクションやエネルギーが違うなと感じていて。こっちがパワーを与えなきゃいけない場なのに、とても助けられている感じがするんですよ。それが年々とても強くなってきていて。若い頃はそんなに思わなかったんですけど、今はすごく感謝することが多いですね。


Shinji(Gt.)

―活動を続けていく中で、ファンの重みも強く感じているんですね。

Shinji:それこそ17年間ずっとシドを追いかけてくれている人とか、昔からのファンも一緒に年を重ねてきているし、ファンも考え方が変わったりとか。かっこよく言うと、一緒に歩んでいる感じがあるんです。逆に僕たちも希望をもらっている気がするし、だからより一層、こういう時代に希望や元気を与えなきゃなって強く感じるようになりましたね。

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