氷室京介の2000年代から2016年「LAST GIGS」までを語る

氷室京介


The Sun Also Rises [Live] / 氷室京介

田家:この曲を選ばれたのは?

子安:アーティストにとっての自分の歩いてきた道。ただ音楽が好きで聴いていて影響を受けていたところから始まって、自分が音楽家になり、それを好きな人が生まれて、その中から新しい世代が登場してくる。過去や現在、未来の流れを、この年齢だからこそ歌える曲なんだな、氷室さんにとっても一つの代表曲になるだろうなという感じがしてました。直接関わってないんですけど、個人的にすごく好きな曲です。

田家:今のアルバムには、前半にBOØWYの曲のセルフカバーもありました。そして、最後には今のライブバージョン、2014年7月19日、豪雨と骨折の横浜スタジアムの1日目の公演が収められていて。この後に7月20日の奇跡の1日があって、2016年の「LAST GIGS」に繋がっていくわけですね。子安さんは、BOØWYの「LAST GIGS」にも立ち会われているわけですが、この2つの「LAST GIGS」についてどう思われますか?

子安:BOØWYの方は、もうバンドとして解散するんだと。解散宣言は前年の12月で、年が明けたら発表するというもので、ある意味で次が始まっていた中での「LAST GIGS」という存在だったので、言ってみればひとつのお祭りのようなもので、感傷的なものは自分の中では少なかったんです。でも、ソロでのラストということが本当にピリオドになる可能性もあるけど、この曲のタイトル通り"また日は登る"、何かが次につながっていく可能性も残されているんじゃないかなという意味で、この曲が印象に残ってます。何らかの形で、次の絵が見れるんじゃないかと希望を感じる「LAST GIGS」だったと思います。

田家:来年、どんな絵をご覧になりたいですか?

子安:私が想像するような物ではない、それを超えたものを見たいですね。

田家:来年を楽しみにしましょう。

Rolling Stone Japan 編集部

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