氷室京介の2000年代から2016年「LAST GIGS」までを語る

氷室京介




田家:FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」2020年11月氷室京介還暦特集Part5。ゲストに、当時の東芝EMIディレクター子安次郎さんをお迎えしました。今流れているのは、後テーマ曲で竹内まりやさんの「静かな伝説(レジェンド)」です。

5週間に渡った特集、いかがだったでしょうか? これだけメディアや公の場所に出てこないでも聴かれ続けているというのは、氷室さんはかなり稀有なキャリアですね。1988年から2020年、32年間でオリジナルアルバムが12枚です、最新作『"B"ORDERLESS』は既に10年前なのですが、語り継がれているし、語らなければいけないこともあるし、語るほどに次々と色々なテーマが出てくる人でもありますね。

私事ですが、『KYOUSUKE HIMURO since 1988』という1988年から書いてきた原稿がまとまった本が来年に発売なります。これを改めて読み出してみると、時間が経てば経つほど色々なことが分かってくるんですね。最初の頃に書いてあることは、やっぱりどこか恥ずかしいくらいに浅いんですね。氷室さんは、キャリアを重ねるごとに純化していって、ますます孤高になっていくというアーティストであります。来年はどうなるんでしょう、どんな作品になるのかな? と思います。子安さんも言ってましたが、中途半端な作品にはならないだろうな、僕らが思っていることとは違う、こういうだったのか! という驚きとともに感想が語られる作品になる気がしています。

10年位前からですね。氷室さんのコンサートを立って見ることができなくなったら、俺は引退だと思うようになってました。来年、またライブを見ることができるのでしょうか? まだまた立って見ることができるなと思っております。楽しみにしてます。



<INFORMATION>

田家秀樹
1946年、千葉県船橋市生まれ。中央大法学部政治学科卒。1969年、タウン誌のはしりとなった「新宿プレイマップ」創刊編集者を皮切りに、「セイ!ヤング」などの放送作家、若者雑誌編集長を経て音楽評論家、ノンフィクション作家、放送作家、音楽番組パーソリナリテイとして活躍中。
https://takehideki.jimdo.com
https://takehideki.exblog.jp

Rolling Stone Japan 編集部

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