コロナ禍で中毒患者が急増、バイデン次期大統領を脅かす「薬物蔓延」の地獄

2020年11月25日、米デラウェア州ウィルミントンのクイーンシアターで演説するジョー・バイデン次期大統領(AP Photo/Carolyn Kaster)



息子の薬物問題

バイデン次期大統領のオピオイド危機撲滅計画から、この問題に対して彼が一歩前進したことが伺える。有効な予防・治療・回復サービスとして1250億ドルの資金援助、刑事司法制度を改革して麻薬使用者の収監の中止、薬物危機の原因および定着化に関する製薬会社の責任追及といった公約を掲げている。

おそらく、バイデン氏が180度態度を変えたのは個人的な経験も理由のひとつだろう。彼の息子ハンターも薬物とアルコール中毒の経験者だ。大統領選挙の討論会で、バイデン氏は切々とハンターについて語った。「大勢の人々、皆さんの家庭にいる多くの人々と同じように、私の息子も麻薬の問題を抱えていました。すでに克服し、今も努力しています。私は彼を、息子を誇りに思います」

だがハンター・バイデン氏と違い、あまりにも多くのアメリカ人がサポートや資金を受けられていない。手遅れになる前に、今こそ手を打つべきだ。

from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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