東京・渋谷発の多国籍音楽集団ALIが描く、血の通った音楽と哲学

──メジャー1stシングル『LOST IN PARADISE』は、4曲全部がフィーチャリング楽曲となっています。これはどういう意図があったんでしょう。

Leo : 僕らは海外の人からすごく支持されているんですけど、同時に、東京を世界の中心にしたいっていう気持ちもあって。なので今回ジャンルレスで、ボーダーレスで、しかもその組み合わせがオリジナルで、何年後に聴いても残る、いつ聴いてもフレッシュに聴こえるものを作りたくて、日本のアーティストに声をかけました。そういった意味で、素晴らしいメンツが揃ったので。

──媚びないアーティストばかりという印象を受けました。

Leo : みんなそうですね。パイオニアというか、象徴的な人たちばかりですよね。時代も含め、境遇も。



──ALIのプロフィールには多国籍音楽集団という言葉があります。音楽ジャンルも国籍もカルチャーもいい意味で混ぜこぜなところがよいですよね。

Leo : 人数が多くて楽しい海賊みたいな気持ちでいるというか、出会うべき人と出会って、やっと出発にふさわしい状況にいまいると思うんです。「LOST IN PARADISE」も『呪術廻戦』のエンディングテーマに使ってもらっているので、いろいろなテーマを含めて作っているんですけど、いつ聴かれてもALIの全部が含まれている4曲になっていると思います。

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