触る、舐める、挿れる、極悪ポルノ男優の所業が長年見過ごされてきた理由

ロン・ジェレミー(Photo by Rolling Stone / Getty Images)



ロン・ジェレミー氏の声明全文

まず言わせていただきたいのですが、私は性的暴行を受けたと名乗り出た女性や男性を全面的に支持します。現実にいる加害者は、とらえてしかるべきです。現在私の名声は、すでに捜査が行われ、おとがめなしとされた過去の疑惑によって汚名を着せられています。ですが、社会がいかに変化しているかは理解していますし、そのために、女性や男性を丁重に扱ってきたのに評判に少々傷がつかざるを得ないのであれば、それも致し方ありません。私は勇気をもって名乗り出て、こうした組織的問題に対抗する男女すべての人々を支持いたします。

私に対する疑惑に関しては、これらはインターネットや紙媒体でかなり長い間で回っていました。真新しいニュースでも特ダネありません。私にとってショックなのは、さんざん他の媒体で報じられ、間違っていることが何度も証明されてきたにもかかわらず、御誌が再び取り上げていることです。

私は今まで一度も、誰1人レイプしたことはありません。重大な疑惑はすべて警察によって捜査が行われ、判事から棄却されました。告発の大半は「痴漢行為」でした。この件で起訴されたり、裁判所に出頭したことは一度たりとてありません。それにこれらは過去の話です。確認してみてください、私が裁判所や刑務所に入ったという公的記録はどこにありますか。私が逮捕されたのは20年前に一度きり、ハル・フリーマン氏と言論の自由を求めて戦った時だけです。痴漢容疑を捜査したい警察はいつも、イベントの映像だのなんだのを見たが、悪いことや不法なことは何も行われていなかった、と言っていました。そして、虚偽の告発をした人々を訴えますかと尋ねてきました。私は一度もそうした措置に出たことはありません。

痴漢疑惑に関して言えば、たしかに私は触り魔です。つまり、触り魔として番組やイベントや撮影会に出演し、人々に触り、人々から触られることで私はお金をもらっています。私は以前ほど若くたくましくもありませんが、いまでもお客を集められます。しかもこれは理性の範囲内で、警察官や警備員がつねに存在する前で、何十台ものカメラや一般大衆の目の前で起きていることです。ですが真面目な話、ロン・ジェレミーのそばにいれば、私が少しばかりお触りをするだろうとあなたも予測するものでは? そうでしょう。私はそれで生計を立てています。私はケヴィン・スペイシー氏やルイス・CK氏、ワインスタイン氏、コスビー氏とは違います。

40年以上もの間、ファンやAV仲間は金を払い、長い列を作って私に会いに来ます。サインや写真を求め、私といちゃつき、私の体のあちこちを(たいていは服の上からペニスを)触りたがります。身体を触っていいかと尋ね、乳房にサインしてくれと頼む人も大勢います。コンベンションやサイン会、イベントでファンやほかの出演者と一緒に写真を撮る時は、たしかに唇や頬にキスすることもあります。乳房だろうとどこだろうと、リクエストされたところにサインします。撮影のために、“演技として”いちゃいちゃしたり、触ったりすることはあります。コンベンションでは、それで私はお金をもらっているのです。女優たちもいちゃついて、触ってきます。それが我々の仕事です。ジンジャー・バックスさんが私を「痴漢魔」呼ばわりした動画を見たなら、動画に出てくる人々がみな笑顔で「お触り」しているのがわかるでしょう。私が彼女たちを追いまわしたのではない、彼女たちのほうから寄ってきたんです。

もし、そうした交流で一度でも不愉快な思いをした方がいらしたら、心からお詫びいたします。そのような意図はありませんでしたし、胸が張り裂けそうな思いです。

この声明を呼んでくださる方には、私が何千というコンベンションやサイン会をこなしていることを思い出していただきたい。40年間、毎年世界中で約50万人と写真を撮っていいるのです。触られたという苦情は、行列に並んでいる人々が求めていることと全く同じです。ただ、彼女たちはそれでハッピーにはなれなかったんです。

私は一度も、誰1人レイプしていません。もしそうした主張をする人がいれば、名誉棄損で法的に訴えます。

告発した人々に会ったことがないとか、交流したことがないとは言いません。大半の方々は覚えていませんが、仕方ないでしょう? 当時は数百人もの人々と会っていたでしょうから。コンベンションで楽屋に連れ込まれたという女の子がいましたね? そのことは私も覚えています。誰も無理強いはしなかった。彼女とその友人は、私と楽屋に行ってもいいかと尋ねてきたんです。「楽屋」というのは、実際は小さなテントで、出演者はそこでくつろぎ、軽食をつまみます。その小さなテントには警備員も含め、他に7人いました。他の人たちがこちらを見たり、携帯電話を見たりしている間、私たちは一緒にセクシーな写真を何枚か撮りました。私が過ちを犯したなら、コンベンションの警備員が私を止め、警察を呼んだはずです。ヌーディストが自由にセックスするリゾート、ジャマイカのヘドニズムで、数年前私に足をマッサージされそうになったという人もいましたね? それは記事にするほどのことですか?

地球上からよからぬ連中は抹殺されてほしいと私も心から願います。そうしてしかるべきです。ですがこうした主張は真っ赤なウソ、あるいは後からこじつけたものです。40年間、私は一度も相手のボーイフレンドからも誰からも殴られたことはありません。

こうした疑惑を思うと、胸が痛みます。私や私の仕事に傷をつけるからではありません。それは受け入れられます。ただ、彼女たちが嘘をついているからです。世間には深刻な性的暴行などの被害を受け、自分たちの声を聞き届けてもらおうとしている女性や男性がいるのに。

重ねて言いますが、実際に交流があった後、後からこじつけで言いがかりをつける女性がいることは非常に迷惑です。ですが、私はコンベンションやイベントで悪いことも、常識はずれなことをしたことはありません。こうしたイベントは本来楽しい時間を過ごす場所です。ジンジャー・バンクスさんが作成した動画は、音を消してみてみれば、ロン・ジェレミー賛歌動画にも見て取れます。動画に出てくる人々は、みな私と楽しんでいます。

これは全くのデタラメです。ですが、こうして私の言い分をお伝えするチャンスをいただけたことに感謝いたします。

――ロン・ジェレミー

from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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