FAKYが語るコロナ禍での変化、皆で紡いだ新曲への想い

ー11月4日にリリースされた配信シングル3部作の第2弾『little more』は、前作『ダーリン (Prod. GeG)』に続いて、プロデューサーのカラー、今回だとmaeshima soshiさんの作った曲のテイストと、FAKYの持ち味がうまく融合してる感じがしました。この曲にトライしてみていかがでしたか?

Mikako:これまでFAKYはダンスチューンを多く出してきたんですけど、最近は「ダーリン (Prod. GeG)」とか「half-moon」みたいなゆったりめの曲もやって。そろそろまたダンスナンバーやりたいなっていう想いがあったんです。なので、今回またFAKYらしく歌って踊って、その中にも5人の人間的なかっこよさとか、生きてきた軸のバックグラウンド、闘ってきたことが上手く表現できたなって思います。



ー「ダーリン (Prod. GeG)』みたいなバラード曲も経た上でのFAKYのダンス曲ということで、改めてFAKYらしさを感じた部分もあるんじゃないですか?

Lil:そうですね。元からFAKYを好きでいてくれた皆さんは、歌って踊るグループだって認識してくださっていると思うんです。でも、その中でも自分たちが今やりたいこと、かっこいいって思うこと、伝えたい想いをどんどん発信していきたかったんです。今私達に伝えられることっていうのは何だろう? 私達が新しい挑戦をしたいと思った時にしっくりくるサウンドって何だろう? って皆で話した時にしっくりきたのが『Little More』っていう曲でした。サウンド感も新しいし、すごくテクニカルなことをなさる楽曲制作の方々なので。新たな挑戦ですごく苦戦や葛藤しながら生まれた作品なので、『little more』っていうメッセージをより強く、体現して伝えられたんじゃないかなって思います。

Hina:Lilが言ってくれた通り、私にとっても今回の曲はすごく難しくて。リズム一つにしても、オンビートのところもあればブリッジのところはビートが無くなって静かになったりするので、レコーディングの時もすごい苦戦しました。でも、Lilがディレクションをしてくれて。アドバイスもたくさんくれるのでありがたかったし、いい経験になりました。

Akina:この曲は歌詞が割とディープなんですけど、曲調はアップビートでポップなので、そのギャップがとても好きです。私もHinaと一緒で、リズムがレイドバックになりがちなのが難しかったです。この曲のアップビートテンポに合わせてちょっとポップな声で歌う方向にいくのか、歌詞の部分をもう少し共感できるようにトーンを抑えて歌うのかもちょっと迷って。その塩梅はチャレンジでした。

ーTakiさんはいかがですか?

Taki:最初にデモもらった時からレコーディングまで、どういう感じの歌い方をしたらいいか全然わからなくてLilにも相談しました。私のパートもいつもと違う感じで、ちょっとかわいい声を出してみたり、セクシー感を出したり、ウィスパーで歌ってみたり、色々試したんです。結果、デモと完成した曲では、メンバーの個性とかも入っていい意味で全然違う良い曲になりました。

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