BTS独占ロングインタビュー完全翻訳「世界にポジティブな影響を与えたい」

ローリングストーン インド版の表紙を飾ったBTS(Photograph courtesy of Big Hit Entertainment)


「BTSをもっとも必要としているときに、彼らは私たちの人生に介入してくれる」。BTSのファンの間では、このように言われています。これは、私がBTSの音楽に出会ったときにも当てはまることです。こうした発言や、音楽とコンテンツを通じて多くの人の命を救い、世の中に貢献してきたことに対して、どう思いますか?

ーSUGA:BTSがファンのみんなの人生を変えたと言う一方、みんなのおかげで僕らの人生も変わる。僕らが伝えることばと音楽の重みを理解することができて心から感謝しているよ。音楽をどれだけ愛していようと、この仕事においてもっとも大切なのは、人々に聴いてもらうことだって気づいたんだ。僕らのメッセージと音楽に耳を傾けてくれるファンに感謝しているよ。

ARMY(訳注:BTSファンの総称)とは、どんな存在ですか?

V:ARMYは、ミュージシャンとして僕らが歩む道を照らしてくれる光だね。ARMYなしにいまの僕らはあり得ないし、これからも僕らがもっといい音楽をつくる上での導き手とモチベーションであり続けてくれるよ。

ーRMに質問です。以前、誰かの痛みを「100から99、98、さらには97」まで減らすことができれば「それだけでBTSが存在する意味がある」と話していました。あなたが手がけた楽曲やパフォーマンスを見て救われたと人から言われると、どんな気分になりますか?

RM:僕にはこんなふうに言ってもらうほどの価値があるのかな? と疑ってしまう。でも、まさにこうした人たちが崖っぷちの僕の痛みを98、97に軽減してくれた。だから、僕らはお互い助け合っているんだ。

ーバラエティシリーズ「Run BTS!」、旅がテーマの「Bon Voyage」、リアリティ番組「In the SOOP」など、音楽以外にもさまざまなプロジェクトに携わってきました。そのおかげで、ここ最近はBTSのことをもっと深く知ることができました。こうしたシリーズを始めた理由と、そこから得た最大のメリットは何ですか?

JIN:こうしたプロジェクトは楽しいだけでなく、自然体のリラックスした僕らの姿をファンのみんなに観てもらえる。グループ内の絆も深まるよね。もう観てくれたかもしれないけど、「In the SOOP」の最新版では、韓国の絶景を一緒に堪能しながら、グループのメンバーとしてではなく、友人として旧交を温めることができた。

ーBTSではないときのあなたと私たちがスクリーンで目にするあなた、どうやってバランスを保っているのですか? 世間のイメージを守るのは大変ですか?

V:世間が僕に対して抱いているイメージが偽物なら、大変だろうね。でも、そうじゃないから全然苦じゃないよ。


「ARMYは、ミュージシャンとして僕らが歩む道を照らしてくれる光。ARMYなしにいまの僕らはあり得ない」——V。Photograph courtesy of Big Hit Entertainment

ー小さな町と小さな会社というバックグラウンドにかかわらず、BTSは凄まじい成長を遂げましたね。BTSの先輩や先人たちが経験しなかった重要なステップの連続でした。この成功をどのように受け止めていますか? 師や導き手として尊敬する人物はいますか?

JUNG KOOK:最初の頃は、ここまで成功するなんて誰も思ってなかった。だからこそ、いまでも時々信じられないんだ。成し遂げたことにはとても誇りを感じているけれど、僕らがこの道を歩みはじめた理由を見失わないようにもしている。僕らにとってはパフォーマンスと音楽制作がすべてで、どれだけ成功してもこの方法で僕らのメッセージを伝え続けたいと思っているよ。最初の一歩から僕らを導き、いまの僕らへと成長させてくれたプロデューサーのパン会長には、特に感謝している。

ーBTSの最大の強みと、未完成な部分は?

JUNG KOOK:メンバー同士の関係が僕ら最大の強みだ。グループの透明性は、僕らがリスナーのみんなに発信している正直なメッセージを通じて楽曲に反映されている。個人はもちろん、グループとしても僕らは未完成であり続けるよ。どんなに努力しても、改善の余地はいつもあるって僕らは長年かけて学んだから。

Translated by Shoko Natori

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