東京03がコントをやり続ける理由「漫才をやろうと思ったことは一回もない」

東京03

お笑いトリオの東京03が、2020年11月27日から11月29日の3日間、東京・日本青年館ホールにて第22回単独公演「ヤな塩梅」の追加公演を開催する。

今年で結成17年目を迎える東京03。「キングオブコント2009」優勝はもちろん、自身の武器であるコントを存分に披露する単独公演の全国ツアーを毎年開催してきた。今年の全国ツアー「ヤな塩梅」(全国20ヶ所・全44公演)は6月に公演中止を発表したが、そのカウンターのようにZoomを用いたリモート単独公演「隔たってるね。」を開催し、リモート環境を活かしたネタを披露、大好評を博した。

芸歴を重ねるごとにネタを披露する機会が減っていく芸人も少なくない中、彼らはなぜここまでコントライブを開催することに拘ってきたのか? そのコントに懸ける情熱や想いを三人に存分に語ってもらった。

ーまず東京03の皆さんの近況からお伺いしたいと思います。今年初めの方から新型コロナウイルスの影響で、音楽・エンタメ業界は活動しにくい状況が続いていました。この期間、皆さんはいかがお過ごしでしたか?

飯塚悟志(以下、飯塚):今年の5月5日が毎年やっている単独ライブ「ヤな塩梅」の初日公演だったんですよ。そこから全国を回る予定だったんですけど、4月に緊急事態宣言が発令されて。その先の地方公演も中止が決まって、途方に暮れた時期もあったんです。何か代わりにできないかな? ということでZoomを使ったリモート単独公演「隔たってるね。」をやって、気持ちを切らせずに過ごせましたね。これから配信が主流になっていくのかどうかも模索段階だし、まだ掴みきれてないですね。集客イベントの制限もだんだん緩和されつつあるけど、急に元通りやろうっていうのも難しいですし。

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