デヴィッド・ボウイの伝記映画『Stardust(原題)』予告編が公開

デヴィッド・ボウイの伝記映画『Stardust(原題)』でボウイを演じるジョニー・フリン

11月25日公開予定(日本公開は未定)のジョニー・フリンとマーク・マロンが主演するデヴィッド・ボウイの伝記映画『Stardust(原題)』の最新予告編が公開された。

『Stardust(原題)』の公式予告編では、若き日のデヴィッド・ボウイが名声とアイデンティティを求めてアメリカを旅する。11月公開予定の本作は、ミュージック・アイコンがアルバム『ジギー・スターダスト』(1972)を発表する前年を描いた伝記映画だ。

『世界を売った男』(1970)をリリースした頃の24歳のボウイを演じるのは、俳優のジョニー・フリン。フリン扮するボウイは、音楽業界の数少ない支援者のひとりである、米マーキュリー・レコードの広報担当のロン・オバーマン(演:マーク・マロン)とともに初の全米プロモーションツアーに挑む。

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「ボウイになる前のデヴィッドの姿をご覧に入れましょう。ボウイは、音楽史に名を刻んだ、もっとも偉大なアイコンのひとりです。しかしながら、無数の顔を持つこの青年は、本当はどのような人物だったのでしょう?」とニューヨーク市を拠点とする映画制作・配給会社のIFC Filmsはコメントを発表した。「『Stardust(原題)』は、“ジギー・スターダスト”という、もっとも印象的なキャラクターをボウイが初めて生み出すきっかけとなった瞬間の舞台裏を描きながら、のちに世界屈指のカルチャー・アイコンとしての地位を確立することになるキャリアの転換点を描いています」。

>>関連記事:デヴィッド・ボウイ、ロックの頂点に立ったジギー・スターダスト時代(写真ギャラリー)

『Stardust(原題)』には、当時のボウイを象徴するルックスが登場するものの、本作はボウイの遺産管理団体が認めた正式な伝記映画ではない。そのため、ボウイの楽曲は使用されていない。今年の初めにスタートした、いくつかの映画祭でのプレミア上映を経て、本作は11月25日から全米の劇場とオンデマンド配信で公開される。

Translated by Shoko Natori

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