スティーヴ・ペリーが語る、エディ・ヴァン・ヘイレンとの「ロック史を変えたかもしれない出来事」

エディ・ヴァン・ヘイレンとスティーヴ・ペリー(Photo by Fryderyk Gabowicz/picture-alliance/dpa/AP; Brian Ach/Invision/AP)

ジャーニーの前フロントマン、スティーヴ・ペリーが彼の人生を大きく変えた、1978年のヴァン・ヘイレンとの合同ツアーを振り返る。また、不名誉なる「ワカモレ事件」や、幻に終わった故エディとのコラボレーションについても語ってくれた。

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さる10月6日、スティーヴ・ペリーは一緒に仕事をしていたレコーディングエンジニアから一通のメールを受け取った。そこにはこう綴られていた。「ああ、エディ・ヴァン・ヘイレンだ。信じられないよ」

ジャーニーの前ヴォーカリストには、これが何を言っているのかさっぱりだった。「俺はもうニュースを読むなんてことは止めているんでね」彼は言う。「そこで電話をかけて、どういうことだって訊いたんだ」

癌との長い闘病の末、希代のギタリストがついに亡くなってしまったのだと聞かされて、ペリーの脳裏には即座に1978年の『インフィニティ』ツアーの際、ヴァン・ヘイレンが8週間にわたって彼らの前座を務めていた時のことが甦ってきた。彼はローリングストーン誌に対し電話で、この伝説的なツアーの数々の逸話と、それからデイヴィッド・リー・ロス脱退後の1985年にエディから一本の電話を受け取っていたことを明かしてくれた。それはひょっとするとロックの歴史を根本から変えていたかも知れない出来事だった。以下はペリー本人の言葉。

Translated by Takuya Asakura

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