BABYMETALとのコラボも実現、ブリング・ミー・ザ・ホライズンが語る「進化するヘヴィ・ミュージック」

ブリング・ミー・ザ・ホライズン(Courtesy of ソニーミュージック・インターナショナル)



オリヴァーにとっての「ヘヴィ・ミュージック」とは?

—タイトルを「パラサイト・イヴ」にした理由を聞かせてもらえますか。

ビデオゲームのタイトルが由来なんだ。古い、PlayStation1®のゲームだよ。クールな名前だなっていつも思っていたんだ。このEPに対して深い意識を持っていたわけではないんだけど、「ルーデンス」はゲーム(PlayStation4®『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』)にちなんで書いた曲だしね。

—今回のEPで久しぶりにあなた方らしいヘヴィネスを再び持ち込んだように感じますが、アルバム『amo|アモ』からの橋渡しとして機能しているように思いました。

テンションにおいてということでなければ間違いなくそれは同感だね。『amo|アモ』からこのEPに一部のファンを誘う役割を果たしていると思う。僕らはアルバム制作の経験を重ねてきたけれども、その都度僕らは自分たちが作りたいと思うサウンドの音楽を作ろうと心がけてきたんだ。それってみんなにとってもエキサイティングなことだよね。世間から「もうヘヴィじゃなくなったね」って不満を言われることにかつてはムカついてたけど。次の作品がヘヴィかつアグレッシブで駆り立てられるようなものであったとしても僕らは進化の過程でポップな感性を加えられるようになってうれしいんだ。だって僕らはもっともキャッチーでもっともヘヴィなバンドを目指しているからね。EP全体が「パラサイト・イヴ」のようなヘヴィな曲ばかりだと誰より僕自身が飽きちゃうんだよ。コントラストが必要だし違ったテイストが欲しい。



僕にとってヘヴィ・ミュージックっていうのはただ単にヘヴィなだけじゃなくヘヴィに何かが合わさったもの。世間の人がEPを聴いて「パラサイト・イヴ」のようなブレイクダウンが入っている曲ばかりが入っていたとしたら興味を失っちゃうよね。ローラーコースターのようなものだよ。アップとダウンが必要だ。もし回転ばかりが続いたらグッタリしちゃうし興奮しなくなる。だから僕らの作品の中には常にポップな曲が入っている。僕にとってこの作品は全体的にアグレッシブでかつとても深い感情表現、『amo|アモ』よりもダークな感情が詰まっている。なぜならそれが特にダークな心境にある沢山の若い人達を助けることに繋がると思うから。あくまで僕自身が感じていることだけど、『amo|アモ』にはもう少しドライな感情やより健全な感情が詰まっていたのに対して、この作品には頭の中にある思い、平常心を保とう努めているけれども気が狂いそうになるとか、恐れや怒りなどについて歌っているものが多いと思う。

Translated by Aya Miyahara

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