トム・モレロ、エディ・ヴァン・ヘイレンを追悼「俺たちの世代におけるモーツァルト」


トム・モレロとエディ・ヴァン・ヘイレン(Photo by Amy Harris/Invision/AP; Marc S Canter/Michael Ochs Archives/Getty Images)

追悼エディ・ヴァン・ヘイレン。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリスト、トム・モレロは高校時代に初めて聴いて以来、ヴァン・ヘイレンを最大の影響力の一つと公言してきた。「もし宇宙人が降りてきて、地球の運命を決めるためにバンド同士の戦いを挑んできたとしたら、初期のヴァン・ヘイレンをチャンピオンに推すと思うよ」とモレロは2013年に語っている。故エディ・ヴァン・ヘイレンのプレイから学んだこと、ヴァン・ヘイレンのライブを初めて見た時の衝撃、そして息子とバンドの音楽を共有した時の感動的なエピソードについて語ってくれた。

●【動画を見る】トム・モレロによるヴァン・ヘイレン「ジャンプ」のカバー

エディ・ヴァン・ヘイレンは、史上最も偉大で、最も独創的で、真に先見の明のあるミュージシャンの一人だった。彼はロックンロールの歴史において、他に類を見ない巨人だ。そして、ギタリストのラシュモア山では、彼は首から上がポールポジションになっている。

彼が実践したギターの再解釈は、神から授かったインスピレーションの聖書だった。彼は何世代にもわたるギタリストたちにインスピレーションを与えてくれた。彼の卓越した音楽性のおかげで、ロックというジャンルをより深く楽しむことができただけでなく、エレキギターで今までの常識を覆してくれた。俺のような若造が、エディ・ヴァン・ヘイレン以前には考えられなかったような楽器の可能性を探り始めるための種を蒔いてくれたんだ。

Translated by Rolling Stone Japan

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