10-FEETが明かす、寂しさや悲しさを乗り越えたくなる「歌」の力

10-FEET


―新曲のリリースとツアーの開催の発表を待っていたファンはもちろん、今回の発表に勇気づけられるとか、元気をもらえるとか、そういう人たちも多いと思います。

TAKUMA:SNSを見て、「元気が出ました」って1人からでもコメントをもらえたら、そこに少なくとも意味と意義はあったと思えるんですけど、僕らに一番できること、そしてやりたいことというのは、やっぱり人前で音楽を演奏して、それを聴いてもらって、元気になってもらうとか、笑ってもらうとか、叫んでもらうとか、そういうことなんです。そして、それはみんながとてもハッピーになれることだと思って、ずっとやってきたので、それができない悔しさや寂しさはずっとありました。ライブハウスには馴染みのお客さんももちろん、初めて会いにきてくれた人も、スタッフも、対バンも、ライブハウスの人もいる。普段は全然別の人生を歩みながら別の価値観、感覚を持っているそういう人たちと頻繁に会うことによって、自分が元気や閃きをもらうことがいっぱいあるんです。だからライブができなくなったのは、ただ単に人前で演奏ができなくなったというだけじゃなくて、自分が学んだり、経験したり、生きている意味合いそのものを感じたりしている場の1つがなくなったんだって最近やっと頭でも心でも痛烈に感じています。だから、そんな中でもできることを少しでもやりたいと思っています。

KOUICHI:今までのように「リリースします! ツアーします!」って発表していたのとは状況も気持ち的にも全然違う感じはしますけど、やっぱり自分らがいるこのシーンを何とかしたいという気持ちもあるんですよ。だから、ツアーにはライブハウスのためということも含め、いろいろな理由があった上で臨もうと思っています。自分たちだけのためにやるんじゃなくて、勝手にいろいろなものを背負ってやりたいです。

NAOKI:とにかく前に進まないと、音楽シーンは何も変わらないと思うので。感染防止対策を徹底することも含め、今までどおりのライブはできないですけど、最終的にお客さんも自分たち自身もやってよかった、楽しかったと思えるツアーにしたいと思っています。

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