周囲の人を救うために今できることは? 世界規模で増えるメンタルヘルスへのアクション

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デュア・リパは、「音楽は人を幸せにする力を持っているのに、ミュージシャンが対照的にメンタルヘルスの問題に苦しむのは皮肉だ」と、クリエイティブ業界でのメンタルヘルス・ケアの向上を訴えています。特に、女性のアーティストはソーシャル・メディアに対する大きな不安に苦しんでいること、芸術を仕事にしている女性たちの自殺する割合が一般的な割合よりも約70%も高いことを指摘し、音楽業界もそれに対応すべきだと主張しています。そして、彼女が所属するマネージメント会社のタップ・ミュージックは、メンタルヘルスの周知活動や自殺防止の支援を行なっている団体に10万ポンド(約1400万円)の寄付を計画していることを発表しました。



アメリカでは「ミュージケアーズ」、イギリスにはミュージシャン専門の24時間相談窓口「ミュージック・マインズ・マター」、オーストラリアでも音楽業界人を対象とした24時間無料電話相談窓口「ウェルビーイング・ヘルプライン」が開設されています。アヴィーチーはメンタルに問題を抱えて自殺してしまいましたが、死後彼の父親は、業界のメンタルヘルスの改善に取り組む財団「ティム・バークリング・ファウンデーション」を創設しました。他にも、ビリー・アイリッシュら、いわゆる「Z世代」達からもメンタルヘルス の大切さに関する発信が多くなされています。日本の音楽・エンターテイメント業界もこうした動きに学ぶ時期にあるのではないでしょうか。

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