PUNPEE、ARを駆使した2年ぶりのワンマンをレポート

PUNPEE(Photo by 横山純)

ラッパーのPUNPEEが、2020年9月13日に生配信ライブ「Sofa Kingdomcome」を開催した。

PUNPEEがワンマンライブを行うのは、2018年5月の東京・新木場STUDIO COASTでの公演以来約2年ぶり。本公演では、7月に配信リリースしたアルバム『The Sofakingdom』の楽曲やゲストとのコラボ曲などを披露。配信映像にもARを駆使するなど、視聴者を楽しませたライブの様子をレポートする。

PUNPEEが9月13日、スペースシャワーがプロデュースするライブ配信サービスLIVEWIREにて生配信ライブ「Sofa Kingdomcome」を開催した。PUNPEEにとって実質2年ぶりのワンマンライブ。ファンの期待値は相当高まっていたことだろう。そんななか、観客の期待を上回るだけでなく、配信ライブの在り方を大幅に更新するパフォーマンスをしてみせるのがPUNPEEという人物。驚きに満ちた1時間だった。

初めに映ったのは赤のオープンカーに掛けられた時計で、長針が頂上に達したところでライブがスタート。カメラが引くと、車が停まっているのが渋谷・マンハッタンレコーズであることが判明。そこにPUNPEEが自転車で登場し、歩きながらラップする彼の姿を一台のカメラが追っていった。こうしてまさかのゲリラライブ方式で配信はスタート。この間に披露されたのは、「P.U.N.P. (Communication)」と「Renaissance」の2曲。偶然居合わせた通行人がPUNPEEに気づき、盛り上がっていたりもする。



Rolling Stone Japan 編集部

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