モー娘。のPR部長?「えりぽん」こと生田衣梨奈が語るInstagram活用法

モーニング娘。’20の生田衣梨奈(本人のInstagramより)

小田さくら、加賀楓、そしてライブ制作陣など、編集者の完全な主観でモーニング娘。を定点観測して取り上げてきたRolling Stone Japanだが、今回フォーカスしたのは9期メンバーの生田衣梨奈。

コロナ禍の自粛期間中、表立って活動ができないモーニング娘。’20をはじめハロー!プロジェクト(文中以下ハロプロ)勢の中には、ソーシャルメディアでの活動に力を注ぐ者も多くいた。ただ全体として見ると、昨年6月からInstagramで段階的に各々のアカウントが作られることになって以降、本格的に運用をスタートさせた印象である。

そんな状況下で生田のアカウントは今年5月に開設。自撮りのメイク写真や動画を投稿するインフルエンサー的な内容が多いのかと思いきや、タグの「#えりぽんかわいい」の魔力や投稿文のアイドル的な親しみやすさもあり、ただなんとなく見ていた投稿が次第に「えりぽんかわいい!」に変わっていった。もちろんモーニング娘。’20を好きという前提があるとはいえ、そこまで意識してなかったのに気づいたらえりぽん推しになってしまった上に、モー娘。最高!ハロプロ最高!と思わせる魅力に溢れていたのだった。

延期になっていた握手会などのイベントも再開され、毎年恒例だった夏のハロコンもハロプロメンバーがソロでバラード曲のカバーを披露するというスタイルで開催。秋も同じ内容で開催が決まっている。明るい兆しが見え始めた今、どういう想いでソーシャルメディアと向き合っているのか、生田本人に話を聞いた。

ー生田さんのインスタの投稿、一見インフルエンサーっぽい投稿かと思いきや、写真の表情や投稿文のさりげない一言など、アイドルファンの心をがっつり掴む何かがありますよね。モデル風にカッコよく撮りました!っていうだけでは終わらない、それこそ「えりぽんかわいい!」っていう要素が必ずある。そのバランスが凄いと思いました。

生田:おーやった~! うれしいです。ありがとうございます。

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ータグの「#えりぽんかわいい」は以前から存在していたワードでブログでも使ったりしてましたけど、ようやくその威力が発揮されてきたというか。

生田:「#えりぽんかわいい」が生まれたのは、2013~2014年頃なんです。当時はTwitterが主流で、Twitterで使ってもらうためのタグを考えようとしたのがきっかけで。ハロプロではSATOYAMA & SATOUMIイベントでファンの皆さんが誰でも女の子の写真を撮れる機会があって、それをSNSに投稿されてたりするんですけど、そのときにタグが何かあるといいよねって話になったんです。その頃、橋本環奈さんがTwitterで「天使過ぎる」って話題になって、だから私にもキーワードみたいなのがあるといいって、同期の鈴木香音ちゃん(モーニング娘。の元メンバー/9期生)から「えりぽんかわいい」がいいんじゃない?って言われて。カタカナでも漢字でもなく、ひらがながいいよって。

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