チャーリー・パーカー生誕100周年、ビバップを創生したジャズの革命児

チャーリー・パーカー生誕100年を記念する動き

そんなバードの生誕100周年にあたる今年、彼の遺産を記念して、様々な特別イベントやパフォーマンス、音楽やアート作品のリリースなど、「バード100」と称されるイベントが2020年を通して開催されている。

バードの生誕の地、ミズーリ州カンザスシティでは2014年より毎年恒例のチャーリー・パーカー・イベントが行われているが、今年は“スポットライト2020:チャーリー・パーカー”と題し、チャーリー・パーカーの生涯と音楽を市全体で祝うイベントが今月末までオンラインとカンザスシティ周辺の様々な会場で開催されている。※プログラムやイベントの全リストはこちら


「スポットライト2020:チャーリー・パーカー」ホームページ

ニューヨーク市の非営利文化・コミュニティセンター92Yは、パーカーの生誕100周年を記念して、8月28日(金)と29日(土)に24時間の特別イベントを開催。パーカーの天才的な才能とジャズとそれ以上に深い影響力を持つチャーリー・パーカーの様々な側面を強調するために考案されたイベントで、クリント・イーストウッド監督の受賞歴のある伝記映画「バード」の上映、著名なジャーナリストでジャズ評論家、セレブレーティング・バードの著者であるゲイリー・ギディンズ氏による音楽との対話、サックスの名手ジョー・ロヴァーノ、チャールズ・マクファーソンをフィーチャーしたコンサートが行われる。

さらにパーカーの貴重な録音の試聴会、ホープ・ボイキン(元アイリー・カンパニー)が監督・振付を担当した特別委嘱のダンス映画のプレミア、学際的なビジュアル・アート・イベントなどが行われる。※すべてのイベントにアクセスするには、こちら

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE