ちゃんみなが語る、21歳の等身大の自分

ー今作はサウンド面に関して、3人のプロデューサーがトラックメイクをしています。そこに一貫性みたいなものをどうやって生み出したんでしょう。

おもしろいのが、1曲目「Angel」はRyosuke "Dr.R" Sakaiさんのトラックで、「雨の夜にはおいでください」って私の歌詞がJacob Gagoさんの「Rainy Friday」と雨で共通している。JIGGさんの「Very Nice To Meet You」は「Rainy Friday」と繋がっている曲で、雨って単語は一言も出ていなくて「As Hell」も雨って単語は出ていないんですけど、JIGGさんが「As Hell」のトラックの最後に雨の音を入れてきたんですよ。「どうして入れたんですか?」って聞いたら、「いや、なんか雨の音入れようかなと思って」って。何その偶然! ちょっと雨の音上げて! ってことで音量をあげてもらったんです。



ー音に関しては、常に最新のトレンドを取り入れていたいと、前回の取材のときおっしゃっていました。そこは変わらずですか?

今回に関してはある程度お任せました。インプットしてなかったからこそ、私は感情だけで書きたいと思って。キックの音とか、そういう細かいところは任せましたね。

ー前回は20歳であることを意識した作品でしたが、現在21歳であることは意識されたりしますか?

21歳は私にとって恋愛が多い、女性としての事件みたいなものの多い1年だったんです。なので、そうしたものをテーマに歌いました。前回の取材で、何が自分に起こるのか、何を傷として捉えるのか、何をうれしいと思うのか気になるって言ったと思うんですけど、あーこの角度から来るんだ! っていうことが結構あったんです。20代に入って、あーここで傷つくんだ私とか、新しく発見することも多い歳になっていると思います。

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