米ジョージア大学がセーフセックスのガイドライン公開、学生は困惑

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ジョージア州の感染率は18~29歳の若年層が最も高い

ジョージア大学の対応から透けて見えることがあるとすれば、これほど嘲笑や揶揄の的となったがために、結果的に今回の助言が若い人々のもとには届かなくなってしまった、ということだ。このような情報がもっとも必要な層であることを考えると、ちょっと問題だ。ジョージア州の統計によると、COVID-19の感染率は18~29歳の若年層が最も高い。全般的にみても感染率は爆発的に増えている。ジョージア州では1日の死者数がパンデミック始まって以来の最多数を記録した。にもかかわらず、ジョージア大学をはじめ多くの機関が再開に向かっている。明らかにジョージア州の若者たちは、ウイルス感染に対する警戒を怠っている。

もちろん一部の人々は、大学のガイドラインをこき下ろすTikTok動画を投稿したジョージア大学の学生キャロライン・A・スミスさんのように、倫理的理由で反対しているわけではなく、むしろパンデミック中の授業再開に対する大学側のお粗末な対応に当惑している。こうした批判は大勢の学生の間で見られ、中には再開初日に学内で「ダイイン(死体のように床に寝そべり、抗議する行為)」を行った者もいた。

「ジョージア州のCOVID-19対策は、すでに目も当てられないような状態だわ」とスミスさんは言う。「1年目は対面授業を必須にすることで、大学側は学生やスタッフの安全よりもお金が大事だということを証明したようなもの。全ての授業をオンラインにすることもせず、学費や諸費用を下げることもせず……ばかげたセックス・ガイドラインを思いつくのが精一杯としか思えないわ」

【画像】トップレスで宅配サービス 米オレゴン州(写真2点)

from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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