俳優のアントニオ・バンデラスが、新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことをTwitterで明かした。現地時間8月10日、アントニオ・バンデラスが新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことをTwitterで明かした。
「8月10日の今日、私からみんなに報告があります。新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したため、私は60歳の誕生日を隔離下で過ごすことになってしまいました」とバンデラスは、母国語のスペイン語でTwitterに綴った。
さらにバンデラスは、体調は「比較的良い」ものの、普段より少し疲れた感じがすると述べ、読書をしたり、書き物をしたり、休息のために隔離生活でできた時間を有効活用するつもりだと語った。
バンデラスの代表作といえば、『マスク・オブ・ゾロ』(1998)、『フィラデルフィア』(1993)、『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』(2003)だ。昨年は、ペドロ・アルモドバル監督の最新作『ペイン・アンド・グローリー』(2020)で第92回アカデミー賞国際長編映画賞と主演男優賞にノミネートされ、第72回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞している。
この数カ月間、
トム・ハンクス、イドリス・エルバ、ピンクといった著名な俳優やセレブたちが新型コロナウイルス感染の拡大に対する社会的認知度を高め、人々に正しい知識を与えようと自らの感染を公表している。エレン・デジェネレスが司会を務める人気トーク番組『エレンの部屋』にゲスト出演したシンガーのピンクは、新型コロナウイルスに感染するのは65歳以上の高齢者だけではないと強調し、自身と3歳の息子のジェイムソン君が感染した例を引き合いに出した。「(家族のなかで)私は2番目に症状が重かったわ。私は40歳で喘息持ちだから、格好のターゲットなの」とピンクは言った。
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