90年代のR&B黄金期を築いた、永遠の名曲10選

アッシャー

ブランディ、SWV、ジョディシィ、ディアンジェロなど、今も瑞々しく響き渡る至極のサウンドを振り返る。

ヒップホップとソウルが手を取り、隔たりを超えて新たなサウンドを作り上げた90年代はR&Bの黄金期だった。サマー・ウォーカーやパーティネクストドア、ブライソン・ティラーといった今日のシンガーたちはみな当時の楽曲から影響を受け、20年前に幕を閉じたあの時代を不変のものとした。ラブソングとだぼだぼのオーバーオールとスムースジャムの時代を代表する10曲を振り返る。

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ディアンジェロ「レディ」

グラミーを受賞したシンガーソングライターの1995年のデビューアルバム『ブラウン・シュガー』からシングルカットされた、アップテンポのご機嫌な1曲。あらためて聞き返してみると、「君は僕のレディ/僕のレディ」と響き渡るディアンジェロの甘いボーカルは、通りすがりのBBQパーティや結婚披露宴で大音量で流れていてもおかしくない。


Translated by Akiko Kato

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