カット・コピーが6作目のアルバム『Freeze, Melt』をリリース

メルボルン出身のカット・コピーがアルバム『Freeze, Melt』をリリース

オーストラリア・メルボルン出身のエレクトロ・ポップバンド、カット・コピーが8月21日にアルバム『Freeze, Melt』をリリースする。

本アルバムリリースの発表に伴って、アルバムから最新曲「“Like Breaking Glass」を公開。何層にも重なったシンセサイザーのサウンドと豊かなリバーブの上に、ボーカルのダン・ウィットフォードの歌詞「“Every heart beats now/It beats like the sound of breaking glass,” , “Every violent breath/Hurts, so I know I’m still in love.”」が重なってくる。

ダンは「Like Breaking Glass」について、「この曲は、初めは全く異なるトラックだったんだよ」、「ある週末、スタジオでドラムとアシッドベースラインで適当に遊んでいたんだ。そこで曲を完成させることはできなかったんだけど、次の週に戻ってきてまた作業をしていると、説得力のある素晴らしいビートがあったんだ。だから、改めて最初から曲書き始めたんだよ」、「この曲は、曖昧になり始めた関係性の葛藤を描いた曲なんだ」と、ダンは語る。さらに、「ロジックに反するようなことが起こると、情が深くなっちゃんだよね。別れが避けられないのと同じようにね。この曲は、スタジオでバンドで作り上げるのが最も好きな一曲だったよ」と、語った。



本アルバム『Freeze, Melt』はカット・コピーの6枚目のアルバム。先行配信シングル『Like Breaking Glass』は、『Love Is All We Share』と『Cold Water』に続くシングル。カット・コピーは、来年のユーロッパツアーも控えている。『Freeze, Melt』は、メルボルンのパーク・オーチャード・スタジオでレコーティングされ、スウェーデンのSvenska Grammofonstudionで完成した。ミキシングコンソールには、かつてデヴィッド・ボウイの1979年のアルバム『ロジャー』、ザ・ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリンの作品で音楽プロデューサー・ブライアン・イーノやトニー・ヴィスコンティも使用していた名器Neve 8048を使用している。

From:Cut Copy Announce New Album, Drop Synth-Heartbreaker ‘Like Breaking Glass’

Translated by Kohei Ebina

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