LOW IQ 01の青春時代「時代が変わりだした1987年」

LOW IQ 01


ー続いてヒット曲です。

(当時のヒットチャートを見ながら)これを見てると、昭和のアイドルがもう変わってきてない? 中森明菜さんとか松田聖子さんももうアイドルっていう括りから外れて、実力派歌手っていう感じになってきたよね。たぶん『DESIRE -情熱-』でガツンと売れて、ちょっと落ち着き始めた頃かな。瀬川瑛子の『命くれない』って42.3万枚も売れたんだ。あとやっぱ1987年って光GENJIの年だよ。チャートには少年隊もいるけど、光GENJIがグーっと伸びてきた時期だよ。俺ずっと「ガラスの十代」がデビュー曲かと思ってたのよ、でも「STAR LIGHT」がデビュー曲だったんだね。

ー続いて映画の方にも行きましょう。邦画だとどうでしょう?

『ハチ公物語』って5本の指に入るくらいの大好きな映画なんだよ。とにかく泣いちゃう(笑)。動物映画で一番好き。レンタルビデオで観たんじゃないかなあ。仲代達矢さんが飼い主の先生で毎日駅まで送って行ってたんだけど、ある日迎えに行ったら渋谷駅で飼い主が降りてこないわけよ。それで葬式で霊柩車が去っていく時に、ハチが首輪をちぎって走って車を追っかけるところで大泣きですよ。犬飼ってる友達に「これ絶対見てくれ」って勧めて見てもらって、感想聞いたら「うーん」って言われて「お前は薄情だ」って言った(笑)。あと映画といえば、この年にすごいのが一つあるんですよ。『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲』。俺はこれがビー・バップの中でいちばんの名作だと思ってる。



ー前回も『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズの話をされてましたよね。

この頃は1988年まで毎年映画やってたんだよね。『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲』って、漫画とちょっと話が違って、リョウちゃんっていうやつが相手役で出てくるんだけど、漫画だと中学生役なのよ。でも映画だと無期停学組っていうすげえ悪で、他の地元の城東高校とかで退学くらってる風太郎組なの。相手が城東高校とか戸塚水産高校っていう感じじゃなくて、対チンピラみたいな感じ。リョウちゃんのゲーセンでの台詞で「俺はワルじゃねえ、極悪だ」っていうのが最高にカッコ良くてね。すごい覚えてる。俺の中でビー・バップ最強作と呼ばれてる(笑)。リョウちゃん最高です。『男はつらいよ』も、俺観たことなかったのよ。子供の頃はどっちかと言うと嫌だったのよね。でもコロナ禍の中で観るようになった(笑)。

Rolling Stone Japan 編集部

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