80年代にポップ化した、プログレ出身アーティストの名曲10選

フィル・コリンズ


GTR 「ハート・マインド」(原題:When The Heart Rules The Mind)

70年代のイギリスでプログレ・ロック・バンドのギタリストをやっていたスティーヴという名前の男は、どうも驚異的なことを成し遂げる能力に恵まれているようだ。そのスティーヴが2人集まって80年代のスーパーグループを組んだのが1986年のGTRだ。イエスのスティーヴ・ハウとジェネシスのスティーヴ・ハケットが手を組んだら……内部分裂する前に1曲くらいはまともな曲ができて当然だろう。




ムーディ・ブルース「ユア・ワイルデスト・ドリームズ」

1968年のシングル「Tuesday Afternoon」の影の男は、ロナルド・レーガンとミスターTに代表される80年代という時代にフィットしないように思えるが、フロントマンのジャスティン・ヘイワードとデヴィッド・ボウイのプロデューサー、トニー・ヴィスコンティが手を組んで、1986年のこのソフトロックの楽曲を制作した。この曲はムーディ・ブルースにとって1967年の「サテンの夜」以来のトップ10ヒット曲となった。




エレクトリック・ライト・オーケストラ「オール・オーヴァー・ザ・ワールド」

プログレ・ロックの純粋主義者にしてみれば、ラジオでのヒット曲がたくさんあるELOは厳密には70年代のプログレ・ロック・バンドと言い難い部分があるのかもしれない。さらにオリヴィア・ニュートン=ジョン主演で大コケした映画『ザナドゥ』で使用されたこの曲も、彼らのプログレの名声を下支えするものでなかった。しかし、この曲のキャッチーさには誰も抗えない。

●音楽史上最高のプログレ・ロック・アルバム50選



From Rolling Stone US.

Translated by Miki Nakayama

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