メンタルのバランスを保つために 自分の考え方の「クセ」を知る

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自動思考とは、文字通り自動的に考えていることです。人は日々の生活の中で遭遇する様々な出来事に対して何らかの感情を抱きますが、その前に自動的に何かの思考を行っていることがあります。例えば、LINEやメールなどでメッセージを誰かに送った時に、返信がなかなかこないという場合に、まず自動的に「なにか気分を害してしまったのだろうか?」「嫌われているのだろうか?」などといった思考を行なうことがあります。実際にはっきりしている事実は「返信がまだない」ということだけですので、それらの思考には、実はほとんど何の根拠もなく、自動的にそのように考えてしまっているのです。これはその人の「考え方のクセ(スキーマ)」にも影響されています。スキーマは、その人が育ってきたこれまでの環境や体験などによっても培われます。そして、ストレスなどによって「うつ的」になっている時には、この自動思考が否定的なものになりがちです。それは特に「自分」、「周囲」、「将来」に対して現れます。「自分はダメな人間だ」、「自分のような人間とつきあいたい人などいない」、「このまま将来にわたって辛い気持ちが続くのだろう」といった形です。そうした思いが増大し過ぎてしまうと、メンタルに悪い影響が出るだけでなく、最悪の結果を生じさせてしまうことがあります。

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