U2のボノとジ・エッジ、レッド・ツェッペリン「天国への階段」のカバー動画を公開

U2のボノとジ・エッジ、YouTubeより

U2のボノとジ・エッジがレッド・ツェッペリン「天国への階段」をカバー。これはU2の献身的なロードクルーに捧げられたもので、彼らはサウンドチェックの際にこの名曲をよく流しているそうだ。

U2はこの数週間、デジタル・ラジオSiriusXMの「U2 X-Radio」立ち上げに集中していたが、ボノとエッジが長年のロードクルーを讃えるために「天国への階段」をアコースティックで演奏。YouTubeに投稿した。

「(U2の)アイリッシュ・クルーには困った一面がある」とボノは言う。「世界中どこに行っても、どんな会場で演奏するにしても--オリンピアでも3アリーナでもマディソン・スクエア・ガーデンでも--会場に入っていくと、『これは絶対に演奏しない』と言っていた曲が聞こえてくるんだよ。そう、「天国への階段」のことだ。彼らクルーは、僕たちが演奏するよりもこの曲を流す方が(サウンドチェックするのに)いいと思ってる。まあ、きっとその通りなんだろうな」

このビデオでは、曲の一部分がフィーチャーされている。U2がライブ中のスニペット以外で「天国への階段」を演奏するのは初めてのことだ。ロバート・プラントは、2007年のツェッペリン再結成コンサート以来、この曲に触れていない。彼は90年代にジミー・ペイジとツアーをした際に、ツェッペリンの名曲を数多く披露したが、1994年に日本のテレビで短く演奏されたときを除いて、「天国への階段」がセットに入ることはなかった。

U2は2018年の『Songs of Experience』に続くアルバム制作の初期段階にある。「アルバムは完成に向かっているよ」と、アダム・クレイトンは今月初めにローリングストーン誌に語っている。

Translated by Rolling Stone Japan

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