グリフィンが語る、生楽器とエレクトロニック・ミュージックの融合

グリフィン(Photo by cherry chill will.)

いわゆるEDMを筆頭とするエレクトロニック・ミュージックの世界で、ピアノやギターといった生楽器を導入することによって、新たなオリジナリティを獲得したアーティストがいる。昨年10月に初のアルバム『Gravity』をリリースし、2020年2月10日にそのツアーで来日を果たしたグリフィンである。ライブ前に彼ならではの楽器のアプローチについて聞いてみた。

ピアノ、ギターをやっていたグリフィンが出会ったエレクトロニック・ミュージック

ーグリフィンの最初の楽曲デビューは2016年ですから、この3~4年でずいぶんと環境が変わりましたよね。
  
グリフィン:大きく変わったね。僕は小さい頃からずっと音楽が好きだったんだけど、大学に行って電気工学を学んでたから、元々は音楽を仕事にしようとは思わなかったんだ。それがダンス・ミュージックにハマってしまって。自分でもプロデュースするようになって、インターネットを通じて楽曲を発表したら、ライブの出演依頼をもらうようになって。そこから発展していくものがあって、自分が音楽をやっていくヴィジョンを持つようになった。今やアルバムまでリリースできて、世界中でライブもできるようになったんだ。3年前には考えられなかったことだよ。自分自身どんどん進化できてるし、ここまでの道のりは楽しかったし、この先どこに向かっていくのか楽しみでしょうがないんだ。



ー小さい頃にクラシック音楽のピアノをやっていたんですよね。そこからの楽器の歴史を教えてください。

グリフィン:7歳の時にクラシック音楽のピアノのレッスンを受けるようになって。そこから音楽理論も学んだし、試験も受けたし、ハイスクールに入る11歳まで続けてたんだ。ギターを手にしたのは12歳の時だね。ロック・ミュージックにスゴくハマったんだ。ガレージで友達と一緒に演奏してたよ。ギターの場合、ピアノのようにきちんと教わったわけじゃなかったけど、ピアノをやってたおかげもあって、すぐに弾けるようになった。そこからグリフィンの音楽ということで、シンセとかエレクトロニック・ミュージックのサウンドをやることになるんだけど、前にやってたピアノやギターとエレクトロニック・ミュージックを融合させたいっていうのは常に思ってたんだ。この二つの世界を結びつけるのがグリフィンの音楽の目標でもあったんだよ。

ーピアノやギターをやっていた時、好きだったミュージシャンはいますか?

グリフィン:ピアノの方は、ショパン、フランツ・リストみたいな本当のクラシック音楽だね。ギターの方は、父が僕にギターを買ってくれたのがきっかけだったし、いとこがThriceというロック・バンドのヴォーカルだったのも大きかった。小さい頃からいとこのライブはよく観に行ってたんだ。そこでインスピレーションをもらって、ギターをやりたいって思うようになった。だから彼のことはスゴく尊敬してるね。Thriceにも影響を受けたし、バンドのサブライムも大好きだった。同時に、クラシック・ロックもスゴく好きでよく聴いてた。父にローリング・ストーンズのライブに連れていってもらったこともあるんだ。

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