83歳のブルースマン、バディ・ガイがコロナ禍の生活とデモについて語る

2020年6月6日、自宅でのバディ・ガイ(Photo by Lyndon French for Rolling Stone)



誰かにもう置けと言われるまでギターを持ち続けるよ

―バディ、ありがとう。早い時期に安全にツアーが再開されることを願っています。

ああ、うん、今は他に何をしていいやらわからない。バス運転手の仕事を探しに行くわけにもいかないだろう。だって面接で彼らは私を見て、80いくつでそれはクレイジーじゃないかって言うだろうから。「トラックとバス、どっちを運転するんだ?」って。それができる年齢じゃないってことだ。私は人生を音楽に捧げてきたし、こんなに長く自分をサポートしてくれた人々に恩がある。だから、誰かにもう置けと言われるまでギターを持ち続けるよ。

―自宅でもギターを弾きますか?

2カ月ほど前にアリゾナでのライブがキャンセルになって以来ギターは持っていない。私は耳で覚えるから、今は他の音楽を聴いている。音楽系のテレビ局をつけっぱなしにして、昔のミュージシャンの音楽を聴いているよ。昨日はジョン・リー・フッカーを観ていた。私が16、17くらいのときにいたミュージシャンの姿を観ることができるし、彼らからアイデアをもらえるんだ。彼らの才能は手に入れられないけど、彼らのプレイを探ることでアイデアを発見する。ギターを弾く若い連中に言いたいのが、こうやって他の人のプレイを探ると、10セント硬貨を落として探し始めたのに、いつの間には25セント硬貨を見つけてしまうってこと。だから、私は彼らのプレイを今でもテレビで観ている。B.B.キングのプレイを覚えようと観始めて、その弾き方は見つからないのに、彼がその弾き方をするようになった原因やヒントが見つかるんだよ。

―ファンに伝えたいことはありますか?

60年代、スタックス・レコードでサムとデイヴがレコードを作った。「待ってろ、今に出ていくから」と言ってね。君にも他の人たちにも「待ってろ、私たちは絶対に乗り越えられる」と言いたい。みんなに神の御加護があるんだよ。ありがたいことに、このことについて話ができる私の世代の人間がまだ何人か生きている。もうすぐこれを克服して普通の生活に戻れることを願っているよ。

Translated by Miki Nakayama

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