日本のポップミュージックそのものが松田聖子なのではないか? 1990〜テン年代の10曲

松田聖子 1985年撮影(Photo by Tim Roney/Getty Images)

日本の音楽の礎となったアーティストに毎月1組ずつスポットを当て、本人や当時の関係者から深く掘り下げた話を引き出していく。2020年5月の特集は、今年4月にデビュー40周年を迎えた松田聖子特集。デビュー40周年記念アルバム『SEIKO MATSUDA 2020』のリリースが9月30日に予定されている彼女の軌跡をデビュー年である1980年から遡っていく。第4週目となる今回は1990年代から2010年代までの10曲を選出し解説する。

こんばんは。FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」案内人、田家秀樹です。今流れているのは松田聖子さんの「SWEET MEMORIES ~甘い記憶~」。



1983年のシングルでしたが、こちらは4月1日に配信で発売になった40周年バージョンですね。英語の部分が日本語になっております。今月の前テーマはこの曲です。今月2020年5月の特集は松田聖子。今週は4週目、最終週ですね。色々な曲をお届けしてきましたが、聖子さんというと1980年代のヒット曲がたくさん出てくるわけですが、それだけじゃないんだぞっていうことを、こうやってお話している私が痛感しながら放送しております。

1980年代のリゾートヒロインだったとか、アイドルでありながら女性の生き方を歌ってきた人だとか、女性アイドルの中に主体性という考え方を持ち込んだ人だとか。それを形にしてきたのが作詞家の松本隆さんで、松本さんが聖子さんのちょっと先にテーマをという石を投げてきた。それを聖子さんが自分のものにすることで、彼女自身が成長してきた。そんな話をしてきたわけですね。でもそこから羽ばたいていったということが、何よりも重要なのではないかなと思って、先週と今週お送りしてます。そういう、女性アーティストが誰も経験してきたことがないことを、こんなに経験してきているんだっていうことも先週今週の感想であります。今週は21世紀編ということで、この曲からお聴きいただきます。

Rolling Stone Japan 編集部

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