ザ・ナショナルのマット・バーニンガー、ソロ名義初のアルバムを発表

ザ・ナショナルのフロントマン、マット・バーニンガー(Photo by Jeff Salem)

第60回グラミー賞の最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム部門に輝いたザ・ナショナルのフロントマン、マット・バーニンガーがソロ・デビュー・アルバム『Serpentine Prison』を発表。合わせて、先行シングル「Serpentine Prison」のミュージックビデオも公開された。

ブッカー・T・ジョーンズがプロデュースを手がけた今作には、ザ・ウォークメンのマット・ブリックとウォルター・マーティン、アンドリュー・バード、スコット・デヴェンドーフ(ザ・ナショナル)、ゲイル・アン・ドロシー(デヴィッド・ボウイ、レニー・クラヴィッツ)、ベイルートのベン・レンツとカイル・レズニック、ブレント・ノップフ(エル・ヴァイ、メノメナ)、ミッキー・ラファエル(ボブ・ディラン、ウィリー・ネルソン)、ハリソン・ウィットフォード(フィービー・ブリジャーズ)、マット・シーヒー(エル・ヴァイ、ロスト・ランダー)、ショーン・オブライエンといった豪華なアーティストたちが参加している。

この度公開されたタイトル・トラック「Serpentine Prison」のMVは、マットの弟で映像作家でもあるトム・バーニンガーとクリス・スグロイが監督を務め、カルフォルニア州ベニスにあるスタジオ、アースター・クリエイション・センターにて撮影が行われた。

●MVを見る

同曲についてマットは、次のコメントを寄せている。

このシングルは、ザ・ナショナルのアルバム『I AM Easy to Find』のレコーディングの1週間後、2018年11月に書いた曲なんだよ。長い間、俺は映画、演劇その他のプロジェクトの為に誰かの頭の中にある考えや誰かの気持ちを伝える曲を書いてきた。それも好きなんだけど、俺は自分自身を掘り下げる準備ができていたし、この曲がそうやって初めてできた曲なんだ。タイトルである「Serpentine Prison」というのはロサンゼルス国際空港近くにある海に流れ込む曲りくねった水道管から取ったものなんだ。パイプの周りには人が立ち入らない様に柵で囲ってあるんだ。この曲はショーン・オブライエンとハリソン・ウィットフォードと共にレコーディングし、その6ヶ月後にブッカー・T・ジョーンズがプロデュースしてくれたんだ。この曲はエピローグの様なフィーリングがしてアルバムにも同タイトルを付けて、収録曲の最後にしたんだよ。
- マット・バーニンガー

ソロ・デビュー・アルバム『Serpentine Prison』は、10月2日にリリース。



<リリース情報>

Matt Berninger - Serptentine Prison_SingleCover小.jpg

マット・バーニンガー
『Serpentine Prison』
発売日:2020年10月2日(デジタル、輸入盤CD&アナログ盤)
https://caroline.lnk.to/Serpentine

Rolling Stone Japan 編集部

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