米国務長官、ウイルスは武漢市の研究所が起源だとの見解を強調

ABCニュースのホスト、マーサ・ラダッツとマイク・ポンペオ米国務長官(Photo by ABCNews/Screenshot)

現地時間3日、米ABCのTV番組『This Week』にマイク・ポンペオ国務長官が出演。中国・武漢市の研究所が新型コロナウイルスの起源だという「大量の証拠」があると語った。「これまでのところ、私の知ってる専門家は(ウイルスが)人工的に作られたものだと考えているようだ。現時点でそれを否定する理由はない」

司会のマーサ・ラダッツ氏はポンペオ氏に、米国家情報長官室(ODNI)が4月30日に出した声明「(新型コロナウイルスは)人工的に作られたり遺伝子を操作したりしたものではない」を挙げ、ODNIの見解と矛盾していることを指摘すると、「国の情報機関が間違った情報を出すとは思えない」とも述べた。

・中国が世界的な危機を招いたと非難(動画)

中国が新型コロナウイルスを意図的に拡散させたのか、事故だったのかについては言葉を濁し、ポンペオ氏は「中国共産党が協力を拒否しているため、武漢市の研究所にも中国国内の他の研究所にも行くことを許されていない」と語り、質問への回答を拒否した。

Translated by Rolling Stone Japan

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