サンダーキャットが赤裸々に語る、人生のハイライトとなった「初体験」

4. 初めてスヌープ・ドッグにフランク・ザッパを聴かせた時

TC:スヌープのバンドには数年間いたよ。一度音楽の話で盛り上がって、彼が部屋に呼んでくれたことがあってさ。フランク・ザッパの名前を出したら、彼が「何だそれ?」って言うから、「St. Alfonzo’s Pancake Breakfast」をプレイしたんだ。

そのあと俺はスヌープのバンドを離れた。で、(2011年に)俺の1stアルバムが出た頃、家にいたら非通知の電話がかかってきた。出てみたら、スヌープが「Daylight」を歌ってたんだ。俺が初めて歌った曲で、涙が出てきたよ。スヌープが俺を覚えてくれてたなんて。彼は俺のことを誇りに思うと言って電話を切った。




5. 初めてスターに憧れた時

TC:初めて有名人を見て興奮したのは、文字通りBAPEに身を包んだファレル(・ウィリアムス)を見た時。何かのフェスでのことで、まだ発表されてないBAPEだった。その靴を履いてるファレルを見て、「俺が今見てるのはマジで何なんだ!?」って思った。N.E.R.D.の1stアルバムが出た時で(2001年)、誰かが写真を撮ってた。携帯に初めてカメラがついた頃でさ。野蛮人がファレルの周りでハドルしてるみたいだった。「俺たちよりスゴイのか?」って思ったら、本当にスゴイ奴だったんだ。



6. 最初に惚れ込んだアルバム

インタビューの後半で、彼は人生で最初に惚れ込んだアルバムのことを思い出し始める。

TC:最初に惚れ込んだアルバムは、ジャコ・パストリアスのセルフタイトル・アルバム。「Portrait of Tracy」を聴いた時は脱力したよ。他のミュージシャンはクソだと思ったね。たぶん俺が10歳くらいの時だったかな。


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