カリフォルニア州知事がTV出演「州民が指示に従ってくれたから感染拡大を抑制できた」 

アメリカの人気トーク番組『The Ellen DeGeneres Show』にカリフォルニア州知事のギャビン・ニューサムが出演

外出禁止令が続く米カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサムが現地TV番組『The Ellen DeGeneres Show』に出演し、新型コロナウイルス感染拡大防止への素早い対応が称賛されていることについて意見を交わした。

ギャビン・ニューサムは、最も早く隔離政策とソーシャルディスタンシングの促進を州の規模で打ち出したアメリカ州知事の一人で、ウイルスの拡散を抑制するための行動を素早く取ったことで称賛されてきた。隔離命令を早くに制定することは困難だったかとの質問に対し、ニューサム知事は、経済の停滞に関しては言及しなかったが、誰もが突然かつ劇的な生活の変化にどう対応するか分からなかった状況で、危機に対処するのは当然困難であったと認めている。

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また、ニューサム知事は「確かに、誰もがこの対策はやりすぎかつ急すぎると考えた。しかし私は、究極的に言えばこうしたほうが感染者数を減らすことに役立ったはずだと思っている。私たちには感染者数の爆発的増加のモデルケースがあった。しかし、4000万のカリフォルニア州民たちは今回の指令を極めて真摯に受け取ってくれた。自宅待機し、仕事や止むを得ない外出の際はソーシャルディスタンシングを実行。その結果、感染者数の増加を緩やかにし、今現在の私たちがいる状況がある。だからこそ自宅待機命令を解除するための新たな政策を検討するプロセスに至ることができた」と述べた。

番組の終盤にはOne Republicによる新アルバム『Human』から、「Better Days」の遠隔パフォーマンスが披露された。


EBINA KOHEI

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