YMO、岡村靖幸らに携わってきた史上最強のA&R・近藤雅信のキャリアを辿る

近藤雅信(左)と田家秀樹(右)




田家:「J-POP LEGEND FORUM」近藤雅信Part1。史上最強現役A&Rプロデューサー、株式会社V4Incの代表取締役である近藤雅信さんの軌跡を辿る1ヶ月。今週は1970~1980年代のアルファレコード時代のお話をお聴きしました。流れているのは竹内まりやさんの後テーマ「静かな伝説(レジェンド)」です。79年入社ということで、今年で42周年ですね。

近藤:自覚もなくそんなに経ってしまいました。

田家:レコード会社でヒットにたくさん携わられた方はたくさんいらっしゃいますが、経営者に回らず今もA&Rとして活躍されているのは近藤さんだけですよね。

近藤:一時期は経営者っぽくなりましたけどね。なんか外れちゃったんだよなあ。

田家:やっぱりメーカーじゃなきゃできないことと、いたらできないことの両方あるんでしょうからね。

近藤:あとは時代も変わって、レコード会社も大変だと思うんですよ。昔はプロモーションも決まったメディア相手だったけど、今は色々なメディアがあるし、音楽のディストリビューションの方法も配信からストリーミングから色々な会社があるし。会社でも全部パソコンでやるじゃないですか。僕はパソコンがあまり得意じゃないんですよ。

田家:数学科、理系出身なのに(笑)。

近藤:四六時中パソコンに向かうっていうのはね、体質的にだめなんですよ。

田家:音楽はパソコンの中だけじゃないぞ! みたいな?

近藤:うーん、レコーディングの仕方も変わってきてるしそういう風になりつつあるんですけど。僕はアナログレコード、CDの時代に生きてきたのでなかなかね、きついんですよ(笑)。

田家:自分の関わった曲は聴き直したり、頭に入ったりしているものですか?

近藤:と言いつつも、最近はApple Musicで自分の関わった曲のプレイリストを作って聴いたりしてるんですけど、いつも無意識に残る作品を作りたいと思っていたので。今改めて聴いてみてもみんな良いじゃんって思ったりしますけどね。

田家:その辺も来週確かめていけたらと思います。


自身が選曲した細野晴臣『はらいそ』を持つ近藤雅信と岡村靖幸の新作『操』を持つ田家秀樹



<INFORMATION>


田家秀樹
1946年、千葉県船橋市生まれ。中央大法学部政治学科卒。1969年、タウン誌のはしりとなった「新宿プレイマップ」創刊編集者を皮切りに、「セイ!ヤング」などの放送作家、若者雑誌編集長を経て音楽評論家、ノンフィクション作家、放送作家、音楽番組パーソナリティとして活躍中。
https://takehideki.jimdo.com
https://takehideki.exblog.jp

「J-POP LEGEND FORUM」
月 21:00-22:00
音楽評論家・田家秀樹が日本の音楽の礎となったアーティストに毎月1組ずつスポットを当て、本人や当時の関係者から深く掘り下げた話を引き出す1時間。
https://cocolo.jp/service/homepage/index/1210
OFFICIAL WEBSITE : https://cocolo.jp/
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Rolling Stone Japan 編集部

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