レオナルド・ディカプリオ、新型コロナの被害者に食糧支援組織を共同設立

レオナルド・ディカプリオ

レオナルド・ディカプリオは、コロナウイルスのパンデミックに多大な被害を受けている低所得家庭、失業者、お年寄りや給食サービスを受けている子供達らに、食事を提供することを目的とした食糧支援組織「アメリカズ・フード・ファンド」へ、ローレン・パウエル・ジョブズらと共同設立した。

レオナルド・ディカプリオと事前活動家のローレン・パウエル・ジョブズ(故スティーヴ・ジョブズの元配偶者)が共同設立したアメリカズ・フード・ファンドは、ホセ・アンドレが設立した非営利の飢餓救済組織であるワールド・セントラル・キッチンや、フィーディング・アメリカに1200万ドルを提供した。レオナルド・ディカプリオは、AP通信での声明で「このコロナウイルスの危機に直面する中で、ワールド・セントラル・キッチンやフィーディング・アメリカのような組織の揺るぎない決意が我々に刺激を与え、必要下にある最も傷つけられやすい人々に食料支援することを決めました。この危機の最前線での彼らの精力的な取り組みに感謝しており、彼らは私達の出来る限りの協力を必要としているのです。」とコメント。これに加えて、ローレン・パウエル・ジョブズは「何百万もの失業者や学校給食のようなプログラムの危機の中で、人々が飢餓に苦しまないようにすることは一番切迫している問題ではないでしょうか」と語った。

アメリカズ・フード・ファンドは、アメリカ合衆国のクラウドファンディングプラットフォーム「ゴー・ファンド・ミー」と協力しており、目標金額1500万ドルのうち、レオナルド・ディカプリオとローレン・パウエル・ジョブズが合わせて目標金額の1/3である500万ドル、Appleからは更に500万ドル、フォード財団は100万ドルが寄付され、この記事を書く頃には1229万ドルが集まっている。「こういう事態には、一皿の食事が重要な栄養源となり、"私たちがあなた達を支え、きっと明日、事態がもっと良くなることを保証します"というコミュニティーからのメッセージにもなるのです」とホセ・アンドレも声明を出した。

今年初めには、レオナルド・ディカプリオの環境保護団体がオーストラリアの森林火災基金に300万ドルを寄付している。

Translated by EBINA KOHEI

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