社会的不安を感じやすいのは自閉症の人々 不安を和らげるFACE COVID

「F」
Focus on what you can control
制御できる内容に焦点を当てる
「今ここで自分がやっていることをコントロールできる」と自分に言い聞かせる。

「A」
Acknowledge your thoughts and feelings
自分の考えや気持ちを認める
静かに、優しく、どんな考えや感情も認める

「C」
Come back into your body
いつもの身体の状態に戻る 腕や首をゆっくり伸ばしたり、肩をすくめたりする。 ゆっくり、深く深呼吸する

「E」
Engage in what you are doing
自分のやることに取り組む

あなたが見ることができる 5 つのこと、あなたが聞くことができる 3 つのこと、あなたが嗅ぐことができる 1 つ のこと、そしてあなたがやっていることに注意を向ける

そして、上記の内容を2~3回繰り返す

「C」
Commit to action
行動を明示する 今週は自分自身または他者を助けるために何ができますか?スケジュールに書き留める。

「O」
Open up
心を開く
自分の気持ちが正常で、その気持ちを感じても大丈夫であることを認める。

「V」
Values
価値感
あなたはどのように自分自身をとらえたいですか? 愛、ユーモア、優しさ、正直さなど。

「I」
Identify resources
リソースを識別する
「誰に」、「どこで」助けてもらうか、補助してもらうか、支援を受けるかを決めておく

「D」
Disinfect and distance
Wash your hands and practice social distancing
消毒と距離。手洗いと社会的な距離の練習を行う

この連載では毎回誰かしらアーティストを紹介していますが、今回はThird Eyes Blindのステファン・ジェンキンスを取り上げます。彼の父は名門スタンフォード大学で政治学を教える教授でしたが、彼自身は教科書を読むことが困難な学習障害(LD)とADHDでした。彼等の曲「Jumper」は今にも飛び降り自殺をしようとする「君」を思いとどまらせる内容ですが、その「君」は「すぐカッとする」「まるで閃光(のように衝動的)」とADHDの特徴が現れています。彼は授業についていけずに落第してしまい、教師には「高校卒業は無理で、感化院にいくしかない」と言われてしまいます。しかし、彼を信じた父の学習支援もあって、高校を卒業し、名門のバークレー大学に進学し、かつての教師に「先生はなんと言ったか憶えていないんですか?」とやり返しました。彼は「自分で自分にできることを探すようになりました。自分で王国や城をつくるんです。僕は他の人の城に参加する人ではなかったのです。僕は環境を調停する人になろうとし、社会にうまく順応できない人に引かれるんです」と語っています。先述の「FACE COVID」とも通じることだと思います。



【参照】
不確実な時に自閉症の人たちを支援するということ
川崎医療福祉大学
https://w.kawasaki-m.ac.jp/data/6278/topicsDtl/?fbclid=IwAR3sPd-Gbc8v3Y5bLLzzdN60oF6vgI3bX9FVXS-CDBlE8WCapiwFqAX7GmA

『本当はこんな歌』町山智宏アスキー・メディアワークス
He can see clearly now / Third Eye Blind’s Stephan Jenkins looks at success, love, creativity
SFGATE April 20, 2003
https://www.sfgate.com/entertainment/article/He-can-see-clearly-now-Third-Eye-Blind-s-2653924.php



<書籍情報>




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