社会的不安を感じやすいのは自閉症の人々 不安を和らげるFACE COVID

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誰もが、現在のような不安定な状況はストレスになります。特に発達障害の特性を持った人は影響を受けやすい面があります。ノースカロライナ大学のフランクポーターグラハム児童発達機関の自閉症チームは、「不確実な時に自閉症の人たちを支援するということ」と題して、ウイルス拡大に不安な思いで生活している自閉症スペクトラム障害(ASD)の人たちとその支援者に向けた具体的な方法を7つにまとめて発信していて、それを川崎医療福祉大学が翻訳しています。この内容は、ASDの人や支援者のみならず、長期にわたって不安定な環境に置かれている子どもたち、そして大人たちにも有用な内容だと思いますのでご紹介します。

・不確実な時に自閉症の人を支援する7つの戦略

1. 理解についてサポートする
2. 表現の機会を提供する
3. 対処と落ち着くためのスキルを優先する
4. ルーティンを維持する
5. 新しいルーティンを構築する
6. 繋がりを育む(離れたところから)
7. 行動の変化に注意する

ここでは主に2と3について、もう少し翻訳を参照しながら説明してみます。2の「表現の機会を提供する」についてですが、子どもたちや若者たちは、多くの予期せぬ変化について、どのように感じているかについて明確に説明することが難しい場合があります。そのために、ストレスがかんしゃく、家族活動への参加拒否、ひきこもりなどを通して表現されることがあります。そこで、家族との話し合い、書く活動、遊びなどを通して、出来る限り彼らの感情について、家族に表現する複数の機会を準備することが大切です。感情は、音楽を聴くことや演奏すること、ダンス、ヨガ、さまざまな視覚的芸術の形式のような代替表現方法を通して伝えられてくるかもしれません。さらに、かんしゃくや反抗的な態度は、不安や恐れの表れかもしれないと認識してみます。そして、その対処として3の「対処と落ち着くためのスキルを優先する」があります。「FACE COVID(ウイルスと向き合う)」の頭文字でその方法がまとめられています。

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