エリック・クラプトンが愛用してきたギターの系譜

The Action

© Michael Zagaris / www.ClaptonBook.com

「ネックがかなりすり減っていて狭くなっているのに、アクションが完璧だったのさ。だから、やるべきことはこのギターを持って、ギターが鳴るに任せるだけだった。このギターへの信頼度と安心感は使っているうちにかなり高まったね。本当に驚異的なギターだよ」


Dobro

© Michael Zagaris / www.ClaptonBook.com

「ドブロで一番影響を受けたのはデュアン・オールマンただ一人だ。彼はドブロでどんなプレイもできたし、何をプレイしても彼らしかった。これに初めて気付いたのが『レイラ』のセッションで、そのセッションでは彼がストレートにドブロをプレイすることにしたバラッド曲が2曲ほどあった。厳密な意味でのカントリー・ドブロとは言えないドブロ、つまり膝に乗せるラップスタイルのドブロを聞いたのは、あのときだけだよ。ドブロというのは厳密にスタイルが区分されているんだよ」


Martin

© Paul Cox / www.ClaptonBook.com 

「マーティンをステージや『アンプラグド』で使ったら、このギターのイメージが広まったんだけど、マーティン社はそれをとても喜んでいたと思う。言う必要もないと思うが、私はマーティン・ギターの信奉者だ。そのおかげで、彼らは私が憧れる夢のギターを作る機会を与えてくれたよ」

Translated by Miki Nakayama

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