URC50周年ベスト「愛と平和の歌」、避けて通れないテーマの歌

50周年を迎えた会員制レコードクラブURC




「J-POP LEGEND FORUM」URC50周年『青春の遺産』パート4、日本で最初の大規模なインディーズレーベルURCの50周年を記念して発売された3枚組ベストアルバム『青春の遺産』の全曲紹介。今週はパート4、DISC3「愛と平和の歌」の7曲目までお送りしました。流れているのは、この番組の後テーマ竹内まりやさんの「静かな伝説(レジェンド)」です。

さっき、反戦歌にしようかなと思ったという話をしましたが、裏テーマとしてそういうのがあるといえばあるんです。でも政治的な立場で歌っている歌もたくさんあるわけで、スローガンにメロディをつけて歌っているだけのもの、これはプロパガンダという言葉がありますけど、宣伝ですね。やっぱり歌とプロパガンダというのは違うと思うんです。政治的な立場だけを伝えようとしているのはプロパガンダで、その歌っている人の実感とか経験とか、なぜこういうことを考えているかがわかる、その人の人柄がわかるようなものが僕は歌だと思うんですね。そういう歌として聴いてもらったときに、みんなが納得するものと考えたら、反戦歌という括りよりも「愛と平和の歌」のほうがいいかと思って、こういう並びになりました。URCのアーティストは団塊の世代の人たちが多い。団塊の世代というのは、私も含めて、自分の親とか親戚が戦争で亡くなっていたりする世代なんです。自分たちの家族、それから自分がどこから来たのかとか、自分は何でこういうふうに大きくなったのか考えたときに、やっぱり戦争というのは避けて通れないテーマなわけで、それを歌っている歌がたくさんある。そういう歌を何曲か集めてみたというのがこのDISC3です。DICS3の続きをまた来週お聴きいただきます。


『URC 50th ベスト・青春の遺産』を手にした田家秀樹



<INFORMATION>


田家秀樹
1946年、千葉県船橋市生まれ。中央大法学部政治学科卒。1969年、タウン誌のはしりとなった「新宿プレイマップ」創刊編集者を皮切りに、「セイ!ヤング」などの放送作家、若者雑誌編集長を経て音楽評論家、ノンフィクション作家、放送作家、音楽番組パーソナリティとして活躍中。
https://takehideki.jimdo.com
https://takehideki.exblog.jp

「J-POP LEGEND FORUM」
月 21:00-22:00
音楽評論家・田家秀樹が日本の音楽の礎となったアーティストに毎月1組ずつスポットを当て、本人や当時の関係者から深く掘り下げた話を引き出す1時間。
https://cocolo.jp/service/homepage/index/1210
OFFICIAL WEBSITE : https://cocolo.jp/
OFFICIAL Twitter :@fmcocolo765
OFFICIAL Facebook : @FMCOCOLO
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cocolo.jp/i/radiko

Rolling Stone Japan 編集部

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