URC50周年ベスト「愛と平和の歌」、避けて通れないテーマの歌

50周年を迎えた会員制レコードクラブURC


「旅と街の歌」17曲目最後の歌です。やはり岡林信康さんです。「自由への長い旅」。



旅の形は変わりました。でも、人はなぜ旅をするのか? 若者はなぜ旅をしないといけないのか? 旅をしたほうがいいのか? そういう本質的なことはきっと変わっていないんだろうなということで、DISC2「旅と街の歌」の最後に、この曲を選びました。私が私であるために旅をする。育ててくれた昨日に別れを告げて旅に出る。家を出ることが自由への旅の始まりであります。これは岡林信康さん2枚目のアルバム『見るまえに跳べ』に入っておりました。資生堂のCMソングだったんですよ。MG5という男性化粧品です。このバックがはっぴいえんどで、この曲でCMのプロデューサーの大森昭男さんがはっぴいえんどを知って、サイダーのCMソングに大滝詠一さんを抜擢したという、そういうストーリーもあります。そう考えると、まだみんな旅の途中なのかもしれません。ここからDICS3に行きます。気持ちを切り替えて、DISC3は「愛と平和の歌」です。1曲目、思いがけない曲を選んでみました。加川良さんで「流行歌」。



『URC 50th ベスト・青春の遺産』DISC3「愛と平和の歌」。1曲目が、加川良さんの「流行歌」ですね。これはもう自己満足以外の何者でもないんですが、どういう曲順にしようと、いろいろパズルを考えていたときに、これだ!と思ったんですね。ライブバージョンということもあるんです。加川良さんの良さがとってもよく出ているなということもあったり、君が君のことを好きでありますように、僕は僕のことが好きでありますようにって。愛と平和というのはそういうことなんではないかと思ったんですね。愛と平和という括りにする前に、URCは反戦歌が多いんで、反戦歌という括りにしようかなと思ったんですけど、政治的に誤解されるかなと思って、愛と平和にしました。それでこの曲を1曲目にしました。最後、拍手で終わっているでしょ? 2曲目に続くんです。

Rolling Stone Japan 編集部

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