ニール・ヤング、サンダースを大統領候補として支持「彼の全ての主張に賛同」

サンダース支持を表明したニール・ヤング(Photo by Suzanne Cordeiro/Shutterstock; Ross D Franklin/AP/Shutterstock)

ニール・ヤングは、大統領候補を目指すバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)の支持を公に表明した。「彼の全ての主張に賛同できる。ひとつ残らずだ。もしも2016年にヒラリー・クリントンでなくバーニーが民主党候補になっていたら、現在のような無能者による混乱は起きていなかっただろう」と語る。

ニール・ヤングは数ヶ月前から、バーニー・サンダースに対する深い尊敬の念と称賛を公に表明してきた。さらに2020年3月初めの週末に、彼はバーモント州選出の上院議員を称える長い文章を自らのウェブサイトに掲載し、ファンにサンダース候補支持を訴えた。

「私はバーニーの主張を支持する。彼の全ての主張に賛同できる。ひとつ残らずだ。もしも2016年にヒラリー・クリントンでなくバーニーが民主党候補になっていたら、現在のような無能者による混乱は起きていなかっただろう。」

ヤングはつい最近、50年以上もの間住み続けた米国の市民権をついに手にした。「正式に市民権が与えられて裁判所を後にすると、そこに民主党の党員登録所があった」とヤングは書いている。「私は申し込みをした。米国民としての最初の過ちがこれで正されるだろう。私は市民権を得る際に無所属として登録してしまっていた。いよいよ行動開始だ。私は民主党全国委員会を信用していない。彼らは国益よりも独自の課題を優先しているように思えるからだ。」

さらにヤングの怒りの矛先は、Facebookにも向けられた。「Facebookにはボットや荒らしが溢れている。こんなのは米国ではない。ソーシャルメディアから離れよう。ソーシャルメディア上で語られていることは無視して、真実に目を向けるべきだ。他国発信の嘘やフェイクニュースが溢れ、ミスリードを意図したコメントの掃き溜めのようなFacebookは、信用できない。私が信じるのはバーニー・サンダースだ。彼こそが本物だと思う。」

「労働者のため、教師のため、学生のため、気候の正義のために立ち上がろう。大金持ちに適切な高い税金を課し、これら人々のために使おう! 米国の未来のために闘おう。バーニー・サンダースを応援しよう」と、ヤングはサンダース支持を呼びかけた。

クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングのバンド仲間だったヴィッド・クロスビーもまた、サンダース支持者のひとりだ。クロスビーの最近のツイートによれば、サンダースを応援するための再結成コンサートをヤングに提案したという。「ニールに打診したが、まだ返事がない」と、3月3日にクロスビーは投稿した。「音信不通だ。私の希望が叶うかどうかは保留中だが、仕方がない。」

一方のヤングは、クレイジー・ホースとの米国内アリーナツアーをすぐにでも始めようと計画している。ギターには、フランク・“ポンチョ”・サンペドロに代わってニルス・ロフグレンが参加する予定だ。「ポンチョはもうプレイしたくないようだ」とヤングは最近、ファンからの質問に答えている。「彼の決心は変わらなかった。僕らはプレイしたい。ニルスは好きなギタリストだ。ニルスがブルース(スプリングスティーン)とまたやりたいと言えば、僕らは止めない。でも僕らの方が先だ。」

Translated by Smokva Tokyo

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