URC50周年ベストから読み解く、あの頃の若者たちは人生とどう向き合っていたのか

50周年を迎えた会員制レコードクラブURC



・竹内まりや「静かな伝説(レジェンド)」

「J-POP LEGEND FORUM」URC50周年『青春の遺産』パート2、日本で最初の大規模なインディーズレーベルURCの50周年を記念して発売された3枚組ベストアルバム『青春の遺産』の全曲紹介。今週はパート2、DISC2「旅と街の歌」の3曲目までお送りしました。流れているのは、この番組の後テーマ竹内まりやさんの「静かな伝説(レジェンド)」です。

今回50周年で、アルバム21タイトルが再発売されるんですね。ベスト盤を作ってくれと言われたときに21枚全部聴いて、さあどうしようというところから始めたんです。今聴くと、とても素朴な歌とか、地味な歌とか、ほのぼのとした歌とか、胸に染みる歌とか、いろんな歌がありますね。これが今の若い人たちにどう聴かれるのだろうというのが、選んでいるときに1番の関心の的でもありました。きっと地味だな、暗いなと思われるんじゃないかと思いながら、でもその中に何か通じ合えるものがあるのではないかという密かな願いも込めて選んでみました。何しろ、誰でも歌える歌なんです。本当に難しい歌はありません。ギターを持ってコードを5つくらい知っていれば歌える歌が多いです。この自分の歌をうたえるんだよ、こんなふうに18でも22でも25になっても、年齢関係なく自分の歌をうたえるんだよということを改めて、もう一回思い出してみるのはどうだろうというのがテーマでもありますね。歌の背景、歌の内容、時代によって変わっています。変わるものと変わってしまったもの、いろいろあります。中でも旅の形というのは1番顕著に変わっているんだなと。旅と街の歌を選んでいるのはおもしろかったです。旅は冒険との引き換えではなくなっているのかと思いながら、来週もDISC2の4曲目から『青春の遺産』をお聴きください。

<INFORMATION>

田家秀樹
1946年、千葉県船橋市生まれ。中央大法学部政治学科卒。1969年、タウン誌のはしりとなった「新宿プレイマップ」創刊編集者を皮切りに、「セイ!ヤング」などの放送作家、若者雑誌編集長を経て音楽評論家、ノンフィクション作家、放送作家、音楽番組パーソナリティとして活躍中。
https://takehideki.jimdo.com
https://takehideki.exblog.jp

「J-POP LEGEND FORUM」
月 21:00-22:00
音楽評論家・田家秀樹が日本の音楽の礎となったアーティストに毎月1組ずつスポットを当て、本人や当時の関係者から深く掘り下げた話を引き出す1時間。
https://cocolo.jp/service/homepage/index/1210
OFFICIAL WEBSITE : https://cocolo.jp/
OFFICIAL Twitter :@fmcocolo765
OFFICIAL Facebook : @FMCOCOLO
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URC50周年プロジェクト 特設サイト

Rolling Stone Japan 編集部

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