Tempalay、東名阪ツアー初日で魅せた「えげつない熱量」

小原が「ありがとうございました、Tempalayでした」とさらっと本編を締めると、アンコールの手拍子がすぐに起こり、再び暗転。初公開となる新MV「大東京万博」の一部が流れ、さらに6月22日(月)東京・Zepp DiverCity Tokyo公演〈大覚祭〉が開催されることが発表された。本公演は、Tempalayにとって初のZeppワンマンとなる。



メンバーが再登場すると、小原が「新曲聴いてもらったと思うんですけど、来週公開されるMVはえげつない熱量なので楽しみにしていてください! アンコール出てきて新曲やると思うっしょ? やりますわ」と前振りをすると、インストゥルメンタル・バンドNRQから二胡奏者の吉田悠樹を紹き、「大東京万博」を初披露。二胡がオリエンタルな響きを醸し出す中、Tempalayらしいサウンドに乗せて「ラッセラー」という青森ねぶた祭の掛け声も使われ、摩訶不思議な魅力を持った楽曲だった。披露後メンバーは、ツアーを回りながら作り込んでこの曲を育てていきたいとコメント。バンドにとって大事な1曲になっていきそうだ。



「エモいこと言わなあかんみたいな雰囲気がこの辺で大体あります(笑)。不思議なもんで、ものすごく、もっといけそうなんですよね。めちゃくちゃ楽しいっていう感情しか今はないので。今日は、ありがとうございました。これから大阪、名古屋、赤坂BLITZと〈TOUR 2020〉やります。そして、6月に初めてZEPPでやらせてもらいますんで、Tempalayをこれからもよろしくお願いします!」と小原が語り、そこから、さらにアンコール楽曲を披露し本公演は終了。MCでは“おめかし“という単語を用いていたが、まさしく完璧に作り上げた作品として映画を見ているような濃厚な2時間だった。ツアー、そして2020年最高のスタートを切ったTempalay。ここからさらにバンドが成長した時、どんな景色を作り出していくのか、期待が高まる。



Photo by 大橋祐希


Tempalay
「TOUR 2020」
2020年2月21日(金)東京・渋谷O-EAST
=セットリスト=
1. 人造インゲン
2. SONIC WAVE
3. Austin town
4. のめりこめ、震えろ。
5. 脱衣麻雀
6. JOE
7. 未知との遭遇
8. my name is GREENMAN
9. どうしよう
10. Festival
11. San Francisco
12. made in JAPAN
13. 革命前夜
14. TIME MACHINE
15. 新世代
16. 革命
17. テレパシー
18. Oh.my.god!!!
19. New York City
20. そなちね
En1. 大東京万博
En2. おつかれ平成
En3. Last Dance



<イベント概要>

『大覚祭』
2020年6月22日 (月) Zepp DiverCity
時間: open 18:30 / start 19:30
料金:前売り 1F スタンディング 3,800円 2F 指定席 4,300円(共に税込・1 ドリンク代別途)
URL:https://w.pia.jp/t/tempalay/

公式HP:https://tempalay.jp/

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