エリカ・バドゥがお香をプロデュース、香りは自身の性器

Per Ole Hagen/Redferns/Getty Images

エリカ・バドゥは、自身の陰部の香りをイメージしたというお香の発売を発表し、新オンラインストア、Badu World Marketで展開予定のアイテムについて語った。

アーティストがオリジナル製品のプロデュースに手を出すのは、何もいまに始まったことではない。ラッパーのリック・ロスはかなり見事なヒゲ&ヘアケア製品を手がけているし、ジャスティン・ビーバーはデオドラントを、アリアナ・グランデはスターバックスのドリンクをそれぞれプロデュースし、カニエ・ウェストにいたっては、マイケル・ジョーダンにインスパイアされたJUMPMANよりも人気になると踏んでYEEZYというスニーカー&アパレルラインを立ち上げた。続くエリカ・バドゥも2月20日にローンチ予定の新オンラインストアBadu World Marketで自らの経歴にさらなる彩りを添えようとしている。ローンチの一環として、バドゥは“Badu’s Pussy”と名付けた自身の陰部の香りをベースとしたお香を発売すると発表した。

「何枚ものパンティを小さく切って燃やしたの」とバドゥは米ファッション誌10 Magazineに商品制作秘話を明かし、「燃やした灰もお香の一部なのよ……当然じゃない!」と語った。バドゥのオンラインストアは、アメジスト、ローズクオーツ、トルコ石などをあしらったウォーターボトルなどの日用品、グリル(調理に使うアレではなく、歯につけるアクセサリーのほう)、バドゥのアパレルラインFuhのアイテムなどを取り扱う。「私のアソコが男を変えるっていう都市伝説があるのよ」とバドゥは語った。「私が好きになる男や、私と恋に落ちる男はみんな仕事や生き方を変えるの」

米ファッション誌InStyleが報じたところによると、バドゥのオンラインストアはニューヨーク・シティのストリートウェアでお馴染みのChinatown Marketからインスパイアされている。Badu World Marketの目的は「小規模ブランドと著名なアートハウスのネットワーキングを推進すること」とバドゥは同誌に語った。「みんなと分かち合うためのハブ的空間よ」お香や香水業界を一新できるアーティストがいるとしたら、エリカ・バドゥ以上の適任はいないだろう。

Translated by Shoko Natori

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