J・ロペスとシャキーラ、ハーフタイムショーで華麗なパフォーマンスを披露

第54回スーパーボウルのハーフタイムショーに出演したジェニファー・ロペスとシャキーラ(Photo by Kevin Mazur/WireImage)

米現地時間2月2日、フロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムで開催されたペプシ・スーパーボウルLIVハーフタイムショー。ジェニファー・ロペスとシャキーラとともに、J・バルヴィン、バッド・バニー、ロペスの愛娘エメ・マルベリ・ムニス等と観客を魅了した。

米現地時間2月2日の夜に行われたペプシ・スーパーボウルLIVハーフタイムショーの主役はジェニファー・ロペスとシャキーラだった。ふたりの歌姫は、米フロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムに集まった6万人以上のフットボールファンの前で新旧ヒット曲を織り交ぜた、しびれるようなメドレーを披露した。

ハーフタイムショーの幕開けを飾ったのは、シャキーラ。「シー・ウルフ」や「エンパイア」などの英語のヒット曲に加え、レゲトンリミックスバージョンの「Whenever, Wherever」といったヒットが続いた。2019年にグラミー賞にノミネートされた経歴を持つバッド・バニーも加わり、英語とスペイン語のバイリンガルヒット「I Like It」のショートバージョンを披露。続いてシャキーラがスペイン語の大ヒット曲「Chantaje」のサルサバージョンを披露するなか、バッド・バニーは自身のシングル「Callaíta」のフレーズいたるところに挟んで盛り上げた。「ヒップス・ドント・ライ〜オシリは嘘をつかない」をエネルギッシュに歌い上げたあと、シャキーラは熱狂するファンにダイブした。

摩天楼からストリップダンスのポールへと姿を変えたステージに登場したジェニファー・ロペスは、ファンキーなリミックスバージョンの「ジェニー・フロム・ザ・ブロック」と、2000年代のヒップホップの名曲「エイント・イット・ファニー」と「ゲット・ライト」を熱唱。十数名のダンサーとともにステージで「Waiting For Tonight」をセクシーに披露すると、絶妙なタイミングでグラミー賞ノミネート歴を持つコロンビアのアーティスト、J・バルヴィンがディプロとのコラボ曲にロペスのスペイン語の楽曲「El Anillo」をリミックスさせた「Que Calor」で参加した。バルヴィンが初めて1位を獲得したヒット曲「Mi Gente」を披露し、ロペスの2001年のアンセム的シングル「ラヴ・ドント・コスト・ア・シング」へと続いた。

ロペスの愛娘エメ・マルベリ・ムニスもブルース・スプリングスティーンの「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」とロペスの1999年のサルサナンバー「Let’s Get Loud」の2曲を歌い、バックでサポートを務めていたシャキーラがドラムソロを披露した。さらにロペスは、米国とプエルトリコの国旗を彷彿とさせる羽のマントをまとって登場。ふたりはシャキーラの世界的スポーツアンセム「Waka Waka (This Time for Africa)」でパフォーマンスを締めくくった。

ハーフタイムショーに先立ち、ロペスはDayviのヒット曲「Baila Conmigo」のカバー、シャキーラはAnuel AAとのスローなレゲトンコラボ作「Me Gusta」というそれぞれの有名シングルを合わせてハーフタイムショーでの共演を予告していた。

現在シャキーラは、2017年にグラミー賞に輝いたアルバム『El Dorado』の続編に取り組んでいるもよう。ロペスは、オーウェン・ウィルソンと2020年に米国で公開予定の映画『Marry Me(原題)』に共演する。同作には、コロンビアの歌手マルマも出演予定だ。

Translated by Shoko Natori

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE