BABYMETAL、光と闇を体現した幕張ライブ完全レポ

BABYMETAL(Photo by Taku Fujii)



メタルダンス・ユニットの本質を示しつつ、音楽的進化も見せる

ここまでの曲順を目にしてお気づきかもしれないが、初日公演の“LIGHT SIDE”ではアルバムの前半パート(日本盤におけるDisc-1)を中心に進行。ここに、過去の人気曲が挿入されていくのだが、その選曲も非常に興味深いものがあった。特にこの日はニューアルバムからの楽曲の間に「ヤバッ!」が披露されたのだが、新作で提示した躍動感、ダンサブルな側面にスカテイストの「ヤバッ!」が加わることで、BABYMETALが“メタルダンス・ユニット”としての存在意義を改めて主張しているようにも感じられた。そんな中、「Brand New Day (feat. Tim Henson and Scott LePage)」のような新曲ではさらなる音楽的進化を見せてくれる。本当にすごい存在になったものだと、この日はライブを観ながら何度もその事実を噛み締め続けた。


Photo by Takimoto “JON” Yukihide

ライブ後半は「ギミチョコ!!」「メギツネ」といったおなじみのナンバーで、フロアをさらに加熱させていった。アリーナの真ん中近くまで移動するステージ上で、「幕張―っ!」と呼びかけ、MOAMETALは小悪魔的な笑みを浮かべつつ観客をダンスで煽り続ける。「Night Night Burn!」では火柱が上がる演出も用意され、情熱的な楽曲をさらにエモーショナルなものへと昇華させた。そして、ドラマチックな「THE ONE」で会場の心がひとつになったあと、ライブはついにクライマックスへと突入する。

“光”と“闇”がひとつになり、BABYMETALは“最強”に……白装束の神バンドに加え黒装束の神バンドのツインバンド編成で、さらにステージにはフラッグを背に抱えた5人のシルエットが。メンバー2人に加え、これまでライブをサポートしてきたアベンジャーズ3人が一堂に会するスペシャル編成で、「Road of Resistance」を披露したのだ。まさに“最強”と呼ぶにふさわしい演出はサプライズ以外の何ものでもなく、オーディエンスは大興奮。声が枯れんばかりのシンガロングを響かせ、さらに心をひとつにしたところで初日公演は幕を下ろした。


Photo by Takimoto “JON” Yukihide

1月25日公演セットリスト
01. FUTURE METAL
02. DA DA DANCE (feat. Tak Matsumoto)
03. Elevator Girl
04. Shanti Shanti Shanti
05. Oh! MAJINAI (feat. Joakim Brodén)
06. ヤバッ!
07. Brand New Day (feat. Tim Henson and Scott LePage)
08. ギミチョコ!!
09. メギツネ
10. Night Night Burn!
11. THE ONE
12. Road of Resistance

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