ビースティ・ボーイズのドキュメンタリー、スパイク・ジョーンズ監督が制作

マイケル・ダイアモンドとアダム・ホロヴィッツのライブパフォーマンスに迫った『Beastie Boys Story(原題)』が2020年4月にテレビと映画スクリーンに登場する。(Photo by Martyn Goodacre/Getty Images)

マイク・Dとアドロックの大迫力のパフォーマンスを映したスパイク・ジョーンズ監督の映画『Beastie Boys Story(原題)』が2020年4月にテレビと映画スクリーンで公開される。

マイク・Dことマイケル・ダイアモンドと、アドロックことアダム・ホロヴィッツの大迫力のパフォーマンスを映したスパイク・ジョーンズ監督の“ライブドキュメンタリー”映画、『Beastie Boys Story(原題)』が2020年4月にテレビと海外の映画スクリーンで公開される。同作の独占配信権はApple TV+が取得している。

4月24日からApple TV+にてグローバル配信を開始する『Beastie Boys Story』だが、それに先立つ4月3日には、ヒップホップ3人組の軌跡を綴った回想録『Beastie Boys Book(原題)』のライブの延長として海外のIMAXシアターでの期間限定上映も予定している。

ビースティ・ボーイズの楽曲「The Larry Routine」をほのめかしているのか、“ラリー”と名乗る人物が『Beastie Boys Story』に関するコメントを発表した。「ライブパフォーマンスとドキュメンタリーを完璧に融合させた本作は、“ライブドキュメンタリー”という新しいフォーマットを生み出した。何のことかって? とにかく予告編を観てくれたらもっと詳しくわかるはずだ。その予告編ってやつが、ずっと急かしてるのに、まだ製作側の編集が終わらないんだ」

本作のライブパフォーマンス部分は、ダイアモンドとホロヴィッツが米ニューヨーク州ブルックリンのキングス・シアターを訪れた際に録画されたものだとラリーは言い足した。

ダイアモンドとホロヴィッツはこのようなコメントを発表している。「友人のなかには、何年にもわたって一緒に何度も昼メシをとってきたせいで、そいつが何を注文するかわかってしまうような奴がいる。俺たちにとってスパイク(・ジョーンズ)は、まさにそんな友人のひとりなんだ。たとえメニューが意味不明でも、スパイクはテーブルについた全員が楽しめるような何かを思いつく。俺たちが本を出版し、さて、どうしようか……と悩んでいた時もそうだった。『子供らのためにショーをすればいいじゃないか』とスパイクが言ってくれたんだ」

先日、ビースティ・ボーイズの写真集の発売を公表したジョーンズも言葉を添えた。「ビースティ・ボーイズにはかなり借りがあるんだ。燃えてる船から引きずり出してらったこともあれば、フロリダ州大学の入試でカンニングの手伝いをしてくれたこともあった。だから、彼らとまた一緒になってビースティ・ボーイズのストーリーを語る手助けができてすごく光栄だった」

Translated by Shoko Natori

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