INTERSECTIONが語る、激動の2019年と「新章」の幕開け

INTERSECTION(Courtesy of avex)


そんな激動の一年を経て、INTERSECTIONの2020年が「New Page」からスタートするわけですけど、この曲はいつごろ作られたんですか?

カズマ:実を言うと、4年前にこのグループで初めてレコーディングした曲なんです。ずっとキープしてたんですけど、今回アニメのタイアップが決まったことで、歌詞を書き直して再レコーディングしました。一番最初に4人で録った曲なので思い出深いです。

ケーレン:その頃は「Awaken」って曲名でした。

ーこの曲と改めて向き合いながら、どんなことを思いました?

ミカ:昔に比べて、自分たちのスキルが上達しているのがはっきり見えましたね。あと、ケーレンがカバーアートを手掛けてくれたのもINTERSECTIONにとって大きかった。僕らが目標としている作品全体のセルフプロデュースまで一歩近づけたので。

ケーレン:このグループに入る前からアートはずっと好きだったけど、これまでは「Falling」のMVでスケボーにスプレーアートをしたくらいだったので、自分が手掛けることができてすごく嬉しかったです。



ー今回のデザインについてもぜひ聞かせてください。

ケーレン:リリックの内容をアートワークに反映させることを意識しました。「本」をテーマにしたのは、曲のタイトルやアニメに出てくる書物(グリモワール)とリンクさせたかったのと、コンピューターデザインではないというのを強調したかったのもあります。このデザインを通じて伝えたかったのは、僕らのファンに向けて、一緒に新しいチャプター(章)を作っていこうということ。新しいディケイド(2020年代)に向けて、人生のストーリーを自分たちの力でクリエイトしていこうと。

ーいいですね。サウンドや歌詞については?


カズマ:これまでの曲で一番J-POPに近いサウンドだなと。普段の僕らとは結構違いますよね。いろんなジャンルの音楽をやっていきたいので、こういう一面を見せることができてよかったです。

ウィリアム:歌詞は……アイロニック。「恐れずに先頭で旗を振っていこう」と日本語で歌ってますけど、日本では「出る杭は打たれる」と言うように、前に出ようとするのはよくないとされてるじゃないですか。それを僕たちが日本語で歌っていることにも意味があるというか。アメリカと日本の文化が混ざっているなーと思いますね。

全編日本語詞の曲というのは、INTERSECTIONでは珍しいですよね。

ミカ:(日本語が苦手な)僕とケーレンにとっては、これまでで一番練習した曲になりました。その甲斐もあって、実際にレコーディングするときはそこまで難しくなかったかな。

ケーレン:自分たちの日本語がまだパーフェクトではないのはわかっているから、歌詞の意味をボーカルのテクニックで表現することに集中しました。すごく勉強しましたね。

ーカズマさんは今回、アメリカからレコーディングに参加したそうですね。


カズマ:そうなんです。LINEのビデオ通話で繋がりながら、アメリカのスタジオで録りました。初めての遠隔作業でしたけど楽しかったです。ただ、ビデオ通話を付けっぱなしにすると携帯が熱くなって、アイスパックで冷やしても電源が落ちちゃって(笑)。途中から通話のみで進めたので、みんなの顔が見れなくて寂しかったけど……ずっと勉強してたから、また歌えるんだと思ってテンション上がりました。



ーちなみに、この曲が起用された『ブラッククローバー』についてはどうでしょう?


カズマ:僕はもともと大好きで(原作を)全巻読んでました。決まったときはめっちゃ嬉しかったです! 魔法が使えるのが当たり前の世界なのに、主人公は生まれつき魔法が使えない少年なんですけど、試練を乗り越えながらどんどん強くなっていくので、読んでると応援したくなっちゃう。

ケーレン:アニメや漫画は世界中で注目されているし、INTERSECTIONが注目されるきっかけになったら嬉しいです。『フルーツバスケット』に使われた「One Step Closer」も評判になって、そこからアメリカやブラジルのファンも増えたので。

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